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中世前期女性院宮の研究

山田彩起子【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 思文閣出版
発売年月日 2010/01/10
JAN 9784784214969

中世前期女性院宮の研究

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2022/01/30

平安中期、十世紀ごろに成立し、江戸時代末期まで続いた制度「女院制」について、おもに十一世紀から十四世紀あたりの実情を論じている。 不婚内親王や摂関家出身の女院が果たした役割などについても丁寧で、律令制下の后妃からどのように後宮の体制が変質していったのかが良くわかった。 特に良...

平安中期、十世紀ごろに成立し、江戸時代末期まで続いた制度「女院制」について、おもに十一世紀から十四世紀あたりの実情を論じている。 不婚内親王や摂関家出身の女院が果たした役割などについても丁寧で、律令制下の后妃からどのように後宮の体制が変質していったのかが良くわかった。 特に良かったのは、両統迭立の原因となった後嵯峨院とその正妻大宮院、その子後深草院と亀山院という二人の天皇の関係についての詳細な解説である。 古典『とはずがたり』で多すぎる登場人物と、なんだか勝ち負けの理由が分からない権力闘争の模様、なぜか後宮から軌道を外れた小惑星のように弾き飛ばされる主人公に??だったが、少し背景が分かってくる気がする。

Posted by ブクログ

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