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新・マネー敗戦 ドル暴落後の日本 文春新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2010/01/20 |
JAN | 9784166607365 |
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新・マネー敗戦
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新・マネー敗戦
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商品レビュー
3.9
8件のお客様レビュー
岩本沙弓の名前を知ったのは金融機関のレポートであった。テクニカル分析に関する指摘に目を瞠(みは)った。それもそのはずで彼女は米系銀行の為替ディーラーを務めた人物であった。今私が最も注目する一人だ。タイトルは吉川元忠著『マネー敗戦』に由来。 http://sessendo.blog...
岩本沙弓の名前を知ったのは金融機関のレポートであった。テクニカル分析に関する指摘に目を瞠(みは)った。それもそのはずで彼女は米系銀行の為替ディーラーを務めた人物であった。今私が最も注目する一人だ。タイトルは吉川元忠著『マネー敗戦』に由来。 http://sessendo.blogspot.jp/2014/06/blog-post_9986.html
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2013/10/11:読了 金融は仕組みの世界であり、 イギリスからアメリカ中心の仕組みになり、 金・ドル → 石油・ドル というドルの基軸通貨の仕組みの変更が 成功した。 その仕組みの中で、好き放題してきたのがアメリカ。 石油・ユーロは許さない。 円高にして米国債の借金の棒引き など しかし、今、ドルはどこに向かうのか...
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米国は2度の大戦により輸出大国として君臨し貿易の対価として世界中から金を集めた。しかるに、戦後、他の国々の経済が復興してくると米国はモノを作る側から消費する側へと変わる。経済大国ゆえの生産コストの上昇により、後発の新興国による安いコストの製品が流入してくるからである。世の必然あり、かつて大英帝国も同様に米国に世界の工場の座を譲った。大英帝国は第一次大戦後、金本位制に拘り金流出を招き米国に経済覇権を奪われた経緯がある。米国もモノづくり国家としての地位はドイツや日本にその立場を譲ったが、大英帝国の轍は踏まなかった。アメリカは日本やドイツに覇権は譲らなかったのだ。1971年のニクソンショックにより金本位制をあっさりやめてしまうことにより覇権を死守したのである。輸出国の時には金本位制により全世界から金をかき集め、輸入国になった途端、金との裏付けを停止し金の流出を防いだ。現在、金保有のナンバーワンはアメリカである。しかも世界の共通資産の座は金から原油に引き継がれるや、原油をドル決済にすることにより、米国の資金還流システムを確立するとともに基軸通貨としての立場を確固たるものにすることに成功した。基軸通貨は強い。日本と米国の間で考えれば日本人がモノを買うにしても売るにしても値段がドル表示となっているため、通貨のリスクは輸出入いずれの場合も日本サイドがもたなければならないのである。日本から見ればまことに理不尽極まりないが、これが米国にとって基軸通貨国としての最大のメリットであり米国の力の源泉なのである。今、米国は猛烈な勢いでドル紙幣を刷り続けているが、基軸通貨ゆえと言ってよいであろう。FRBの議長がグリーンスパンからバーナンキに代わった。バーナンキは金融危機の際ヘリコプターから紙幣をばらまけばよいと提唱した人である。現在、マネーサプライの発表が停止となった。アメリカがどれだけ紙幣を刷りまくっているのか誰も知らないのである。再びマネー敗戦国とならないための準備と構えが肝要となっている。
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