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夢ほりびと
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2010/01/10 |
JAN | 9784163288307 |
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夢ほりびと
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商品レビュー
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13件のお客様レビュー
訳あって廃墟の家に集まり生活する人達、穴を掘ると言う作業、逃げからの夢中になり掘る人、お宝が埋まってると聞き掘る人、掘らなきゃいけないと言う痴呆が入った人、土からエネルギーを貰ってると言う人 私の逃げは寝るかツムツムするかだな
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湘南の海を見下ろす鎌倉山にある 廃墟のような屋敷で集団生活をする理由ありな人々。 社会に嫌気がさして 隠居部屋のような屋敷に逃げ込んできた人ばかりだった。 主人公の佐伯もその一人。 会社からリストラにあい、優しい妻にもかわいい一人息子にも その現実を告げることが出来ず、一人で悶...
湘南の海を見下ろす鎌倉山にある 廃墟のような屋敷で集団生活をする理由ありな人々。 社会に嫌気がさして 隠居部屋のような屋敷に逃げ込んできた人ばかりだった。 主人公の佐伯もその一人。 会社からリストラにあい、優しい妻にもかわいい一人息子にも その現実を告げることが出来ず、一人で悶々と悩んである日、 ふらりと家を出て、屋敷にたどりついたのだった。 彼らがする毎日のことといえば、 お屋敷の屋上にある望遠鏡で自分の見たい景色を見ることと、 なぜか庭に大きな穴をほることだった。 お宝が埋められているという話を信じている人もいるが、 自分の夢がかなうかもという思いだけで穴を掘る人もいた。 佐伯も自分の捨てた家族の様子を望遠鏡で見ていた。 現実世界へ戻る勇気のない自分に腹をtたてながら、 せっせせっせと穴を掘り続けていた。 そしてある日、 生活のためにパートに出て妻にちょっかいを出す男の存在に気が付き、 嫉妬と後悔に悩まされ、ついに一歩を踏みこんでみることに・・・。 世間から逃げて来た人々には それなりの心の傷があるのだが、 それは穴を掘ることで埋められるのだろうか。 なんだか、 満たされる思いを穴を掘る行動でごま化しているような気がする。 佐伯にいたっては、 一家の大黒柱がリストラされたからと、逃げ出すなど 弱気になるのもいいかげんにしてほしいと思う。 作者は挫折した人々の心の内を切実に書いていて それなりに気持ちも伝わってくる作品に仕上げていたが、 それでもやはり、こんな人々には、 「しっかりして!」と背中を押したくなってしまった!
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リストラされて妻子のいる家から家出した主人公の中年男が行き着いたのは廃墟。そこには先住者たちがいて主人公もそこに住み付き、うじうじぐだぐだしたあげく、何とか復活する話。先住民たちもわけありで、彼らなりに活路を見出す。
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