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お父さんなんかいなくても、全然大丈夫。 離婚の真実 オープンブックス
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お父さんなんかいなくても、全然大丈夫。 離婚の真実 オープンブックス

オープンブックス編集部【編】

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お父さんなんかいなくても、全然大丈夫。 離婚の真実 オープンブックス

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 泰文堂
発売年月日 2010/01/07
JAN 9784803001792

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商品レビュー

3

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2012/08/11
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※このレビューにはネタバレを含みます

12の離婚家庭の子どもたちのインタビュー集。 「よく知らないライターに子どもが本音を話すだろうか」 と疑いながら読んだけど、 なかなか良い仕事してました。 離婚前、両親の激しい喧嘩を見続けて苦しんでいた子、 逆に、両親の不仲を見たことがなかったせいで 離婚の理由を理解できずにもんもんとしている子、 1歳で父と別れ、父親について全く何も教えてもらえない子、 父親に会いたいのに、面会を拒絶されている子、 めちゃくちゃDQNな暴力オヤジと頼りない母親に苦しめられた子、 まあ、様々なケースが登場する。 両親が争う中で育つよりは、離婚してくれたほうがよっぽどいいし、 同居親が頼もしければ、安心して暮らせるし さらに別居親とも定期的に会えれば、問題はない。 結局そういうことだ。 離婚家庭だから特別どうこうってわけじゃない。 親に愛されて育つことが子どもの幸せであって、 親の愛があるか無いかは、離婚していようが、していまいが、あまり関係ない。 DQN暴力オヤジ(無職?)と 頼りない母親(スナック経営者)のケースが、その極端な例だ。 この夫婦、1度離婚したのに、また入籍し、 娘が16歳になって、「いいかげん、おめーら離婚しろ!」と切り出すまで 一応、家族だったがために、 母親を保証人にしたオヤジの借金が7000万まで膨れ上がってしまった。 父親らしいことを何一つせず、愛情のひとカケラも無く、 たまに帰ってくれば殴る蹴るの暴力三昧。 こういう悪縁はさっさと切らないと、みんなが不幸になる。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「離婚家庭の子どもの心情と親にできること」をテーマに 色々な角度から5冊読んでみよう、と思って選んだ最後の1冊。 これだけ読むと、今まで頭の中でモヤモヤしていたものが すっきり整理されて、考え方の軸ができる。 もう充分満足したので、これで一区切り。

Posted by ブクログ

2010/06/01

幅広いケースが読めて良かったです。高校生の頃は、「子供が子供でいられない家庭(いわゆる機能不全家庭)の子供は不幸だ」とどこかで思っていたのですが、だんだん、人を勝手に不幸だと決めつけることは相手に失礼なのではないか、と思うようになりました。「かわいそうだと思わないで」と言う女の子...

幅広いケースが読めて良かったです。高校生の頃は、「子供が子供でいられない家庭(いわゆる機能不全家庭)の子供は不幸だ」とどこかで思っていたのですが、だんだん、人を勝手に不幸だと決めつけることは相手に失礼なのではないか、と思うようになりました。「かわいそうだと思わないで」と言う女の子が記述されていたと思うのですが(うろ覚え)、本当にそうだよなぁ、と。それは「かわいそうだ」という側の価値観であって、女の子はどう思っているか、どう感じているのかを汲み取ろうとしていない気がします。 人との関わり方を再考させられました。

Posted by ブクログ

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