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変調二人羽織 光文社文庫

連城三紀彦【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2010/01/20
JAN 9784334747145

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商品レビュー

3.7

19件のお客様レビュー

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2023/04/15

どれもこれもトリックが凝りすぎていて私には合いませんでした……『戻り川心中』は面白かったんですけどね……

Posted by ブクログ

2022/08/22

今まで読んだ連城三紀彦作品の中でも一番好みの話が揃ってたかも。依子の日記はじわじわきますね。各々の思惑や感情が同じ方向ではなく、そういった要素がさらに異常さを引き立てたと言うか。何作か読んでるのでこれでは終わらないだろうと思いながら読むのだけど、結局、さらに斜め上の結末で驚かされ...

今まで読んだ連城三紀彦作品の中でも一番好みの話が揃ってたかも。依子の日記はじわじわきますね。各々の思惑や感情が同じ方向ではなく、そういった要素がさらに異常さを引き立てたと言うか。何作か読んでるのでこれでは終わらないだろうと思いながら読むのだけど、結局、さらに斜め上の結末で驚かされる。そうしたお話の構成も素晴らしいのだけど、連城作品はどれも文が濡れている。情感溢れる文学作品としても推したい。

Posted by ブクログ

2021/10/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どんでん返しに先が読めない。 結末が分かった後、種類の違う感情がじわじわと忍び寄ってきて読み返したくなる。男女の愛憎が絡むと、尚のこと一筋縄ではいかない。『メビウスの輪』と『依子の日記』はその心情を読む物語としても楽しめた。 美しい言葉選びにハッとしたのは『立花の印』。明治の時代にぴったり合う文体で、思わず遡って繰り返し読みたくなるような情緒があった。

Posted by ブクログ

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