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捨て童子 松平忠輝(秋田文庫版)(中) 秋田文庫
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捨て童子 松平忠輝(秋田文庫版)(中) 秋田文庫

横山光輝(著者)

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捨て童子 松平忠輝(秋田文庫版)(中) 秋田文庫

定価 ¥859

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 秋田書店
発売年月日 2010/01/07
JAN 9784253179195

捨て童子 松平忠輝(秋田文庫版)(中)

¥330

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2013/09/02
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捨て童子とは、この世ならぬ途方もないエネルギーを持ち、人を戦慄せしめる人物。 徳川家康の第六子でありながら、容貌怪異なため、生まれ落ちてすぐ家康に「捨てよ」といわれた“鬼っ子”松平忠輝の異形の生涯を描く、伝奇ロマン傑作。 (amazon.comの小説「捨て童子」紹介文より) 隆慶一郎の小説「捨て童子」を原作とした作品で、徳川家康の6男、松平忠輝の生涯を描いています。 この人は、風貌の醜さを、父・家康に嫌われ、捨てられた(養子に出されて育成された)という人で、奥さんの父親はあの伊達政宗。 本作では、小説同様に天才的な武術や軍略の才能がある人物として書かれています。 その天才性は、同じく家康の息子で、兄に当たる秀忠(江戸幕府の二代将軍)に疎まれ恐れられ、最終的に忠輝は、改易・追放処分となります。 現存する歴史資料の中には、「非常に粗野で問題のある人物だった」とするものや、「天才的な軍事資質を持ち、覇気があった」とするものまで多種多様。 ただ、徳川家が豊臣家を滅ぼした大阪の陣前後に、秀忠の命を無視するような行動をかなり取っており、そのせいで、領地を召し上げられ改易・追放されたのは事実です。 ただし、本当の追放理由としては、キリスト教と親しい関係だったから、とか、庶民からの人望が厚かったから、とか、妻の父・伊達政宗と組んで幕府を裏切ることを秀忠が恐れたため・・・などが挙げられます。 ……と、彼自身については、wikipediaなどを調べて頂ければ良いと思うのですが、面白かった点は、同じく横山さんの漫画・伊達政宗との比較。 元となる小説が違うこともありますが、伊達政宗では、後半、愚か者のように書かれていた忠輝が、本作では、後半、家康と仲直りしており、追放されたのも、処世術の一部で、その後、幸せに暮らしたかのように書いています。 まぁ、事実、彼が徳川綱吉の時代まで生き残り、長寿を全うしたことは事実のようなのですが(そして後年はかなり遊んで楽しい日々を過ごしたらしい) 事実1つとっても色々な見方があるというのが感想でしょうか(あぁ、眠い眼をこすりながら書いたので、訳の分からない文章になってしまった……)

Posted by ブクログ

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