絵本 星新一ショートショート

星新一【原作】, 外山光男, 田辺富士男, パンタグラフ【絵】, NHK「星新一ショートショート」制作チーム【編】

• 販売会社／発売会社: 角川書店/角川グループパブリッシング
• 発売年月日: 2009/12/26
• JAN: 9784048544511

商品レビュー

2024/09/24

絵本として読む星新一も面白い。
言外の情報が絵で補完されて、映像を作った人の解釈を理解する満足感がある。
何度も映像化されたのだと思うけど、そうしやすいんだろう。
それにしても、「海」に出てくる生物は何だったのだろうか。

2021/08/10

星新一さんのショートショートをアニメにしたものが絵本に。
「災難」外山光男
…災難を予感すると騒ぎだすネズミを見て、災難を逃れてきた男。ある日騒ぐネズミを見て引っ越した。住んでいたマンションを襲った災厄とは？
「海」田辺冨士男
…タコを捕まえた漁師。なんでも食べるタコに楽しくなって、連れだって漁にいったり、ガマの油を塗ってあげたり。なごやかなタコとの人生。それにしても、あのタコ…。
「博士とロボット」パンタグラフ
…エフ博士はロボットと文明の遅れている国に様々な分野の指導を行いながら旅をしている。
まあ、監督はね、仕方ないね！

星新一さんは、ラスト一行ですな。

2017/07/19

[墨田区図書館]

星新一、といえばショートショートの神様。それは知っているし、きまぐれロボットなども知っている。だけど、子供に読ませようと思っても他の作品は特に思いつかない。往々にして知っているつもりでも案外知らない(読んでいない)もんだよなぁ。

図書館でふとこの本が目にとまった。ショートストーリーというと文庫本サイズの短編集が頭をよぎるが、これは"絵本"。しかも絵が、挿絵だけでなく造形写真も入っている模様。最初の危険を予知するネズミの話などはくすっと笑ってしまう。ショートストーリーというか、ちょっとした捻くれた、ブラックまでもはいかないジョーク。最後の博士の像ならぬ、ロボットの像も。どうやらこの本はNHKで星新一のコーナー？を制作した際に創られた映像から発行された"絵本"、なのかな？

私の中での星新一のイメージを一つ作ってくれた感じ。残念ながら息子にはとりあえず読ませただけ（最近ナルトに夢中でなかなか本を読もうとしない笑）なので、おもしろく感じてくれたかどうかもわからないけど、ま、本人が読んだというからとりあえずいいかな？