子どものケガをとことんからだで考える

野井真吾【著】

• 販売会社／発売会社: 旬報社
• 発売年月日: 2009/12/25
• JAN: 9784845111473

商品レビュー

2022/07/01

６年ほど前、野井先生の講演を聞いたことがあります。
その際、野井先生の紹介を仰せつかったこともあり、紹介のための参考資料として、野井先生の著書を読みました。

今回、ちょっとしたきっかけで野井先生の書籍のことを思い出し、前回とは違う本を読んでみました。
が、内容的にはとても似ていました。

野井先生のおっしゃるところは、とっても明確で、子どもたちの様々な異変を察知したら、その原因となる体の機能に着目してみよう、体の機能が適切に発揮される環境になっているか確認してみよう、環境が問題ならば、それを適切にするよう考え、実行していこう、という具合にまとめられると思っています。

野井先生の講演もそうでしたが、この本についても、子どもに対する野井先生のあたたかな眼差し、優しい関わり方、鋭い視点、前向きな姿勢でいっぱいです。
学校の先生はもちろん、子どもをもつ親御さん、また、子どもたちを見守るべき立場にある地域の方に読んでいただきたい一冊。

2011/04/08

我が家のぐずり屋さんの育て方について、色々試してみたいアドバイスに出会いました。サクサク読めます。

朝起きたら思い切りはしゃがせてからだとこころをスイッチオン。テレビを減らし、食事とベッドに入る時間を毎日揃える。日中は室内向けの遊びでも可能な限り外で陽を浴びながらにして、夜は照明を落とす。ケガ・不調の訴えやからだの疑問はきちんと「なぁに」と受け止める。愚痴や悩みをワイワイガヤガヤ交換できる環境をもち、まず親が朗らかに元気になる。

今は耳にイタイけど、ガンバろう♪

2010/02/06

昔から見ると考えられない現代の子どものケガを、からだの問題から考える。前頭葉機能、自律神経機能、睡眠・覚醒機能、自体操作性など。