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相姦四重奏 フランス書院文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | フランス書院 |
発売年月日 | 2009/12/25 |
JAN | 9784829616895 |
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相姦四重奏
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思わぬ“武器”を手に入れた「卑屈だった」主人公の相姦復讐劇
官能描写については申し分無い。冒頭から裸エプロンは登場するし、まずまずのシチュエーションで強引に責め抜こうとする主人公と拒絶しようとするも訳あって抗えないヒロイン達との悩ましくも艶めかしいシーンが次々と出てくる。若干、というかかなり肉欲的な感応が過敏な気もするが、抵抗したい理性に...
官能描写については申し分無い。冒頭から裸エプロンは登場するし、まずまずのシチュエーションで強引に責め抜こうとする主人公と拒絶しようとするも訳あって抗えないヒロイン達との悩ましくも艶めかしいシーンが次々と出てくる。若干、というかかなり肉欲的な感応が過敏な気もするが、抵抗したい理性に反して昂る体を持て余しつつ翻弄されていく様が被虐的に描かれている。4人のヒロインを様々なタイプに振り分け、それぞれのキャラに見合った特徴ある凌辱にもなっていることも好印象。さらに、エピローグでの豹変し切った義母の振る舞いやセリフ回しには誘惑系にも通ずる甘ささえあり、新人さんの作品として見れば花丸の星5つレベルだと思う。 しかし、作品全体の設定には読み手の好みが大きく作用するかもしれない。進学してから挫折を味わい引きこもっていたのが、とある(作品内の)法律で認められたことで急に無敵の存在となり、これを盾にヒロインに迫っていく唯我独尊の主人公と、実にご都合主義で女性からすれば堪ったものではない理不尽な法律、この2つが本作のストーリー的な柱となる。また、凌辱を繰り返されて感度の上がったヒロイン達であっても、想いを向けるのは主人公のムスコばかりで主人公本人ではない。つまり、一言でぶっちゃけてしまうと「中二病設定を邁進する主人公と肉欲にのみ平伏するヒロイン達」となってしまうのである。要は主人公に共感できるか否かなのだが、人によっては傑作にも成り得るが「なんじゃ、こりゃ……ひでぇな」にもなる作品である。この主人公に不快感を覚える諸兄ならば、ここは星2つレベルとなろう。 ゆえに、官能描写で星5つ+設定とストーリーで星2つ÷2=3.5≒星4つとなった次第である。
DSK