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後催眠 完全版 角川文庫
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後催眠 完全版 角川文庫

松岡圭祐【著】

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後催眠 完全版 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2009/12/24
JAN 9784043836413

後催眠 完全版

¥220

商品レビュー

3.4

11件のお客様レビュー

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2019/03/08

う~ん。 途中で嵯峨さんにかかってきた電話が後睡眠とやらによるもの??とかって予想はついたんだけれども?? ちょっと、現実離れしすぎた物語な気がする。。。

Posted by ブクログ

2018/06/10

「精神科医・深崎透の失踪を、木村絵美子という患者に伝えろ」。臨床心理士・嵯峨敏也は謎の女から一方的な電話を受ける。絵美子とのあいだには医師と患者の垣根を超えた愛が芽生えていたが、深崎は既に癌という重い病に冒されていた。しかし、2人の関係にはもっと驚くべき真実がー。

Posted by ブクログ

2017/03/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

催眠療法というと何となく怪しげな感じを持ってしまう。 どんなものにでも人それぞれにイメージがあり、相対したときには無意識にそのイメージがすり込まれたフィルター越しに物事をみている。 あの医師には患者を自殺に追い込んだ過去がある。 もしそんな噂を耳にしたら、まさかと思いながらもそんな医師に診てもらいたいとは思わないだろう。 言葉は生きている。 悪意に操られた言葉は悪意をまきちらし、愛に包まれた言葉は愛を育む。 主人公はまだ若かりし頃の嵯峨敏也。 他にも鹿内や朝日奈も登場し、「催眠」以前の人間関係も垣間見ることができる。 「催眠」ほどのサスペンス色もないし、どちらかといったら一般小説に近いような物語だった。 臨床心理士としてまだまだ未熟だった嵯峨の姿には、ちょっと違和感を感じたけれど、成長前の嵯峨もそれなりに魅力的だ。 唯一不気味だな~と思ったのは、冒頭の嵯峨がマネキンから話しかけられる場面。 「おいおい、どうしちゃったの?」と心配になってしまった。 心理学を専門とする人間が心を病んじゃまずいだろ…と。 まさか裏には用意周到な仕込みがあったとは。 冒頭ではまったく予想ができなかった。 未完成の嵯峨にはちょっと残念感もあるけれど、ひとつの結末に向かって物語が集約していく様子は面白かった。 途中でもしかしたら…と読めてしまった謎解きも、それはそれで不思議なあたたかさがあってよかった。

Posted by ブクログ

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