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おかげさん
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ダイヤモンド社 |
発売年月日 | 2010/03/13 |
JAN | 9784478012574 |
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人様に感謝の気持ちを表す際、その「人様」が誰か特定の方でなくても、抽象的一般論としての「人様」を指している場合であっても、よく使われる言葉。 「おかげさん」、「おかげさま」 私は、以前から不思議に思っていた。感謝の気持ち、嬉しい気持ちを表すのに、なぜに、「かげ」なんてい...
人様に感謝の気持ちを表す際、その「人様」が誰か特定の方でなくても、抽象的一般論としての「人様」を指している場合であっても、よく使われる言葉。 「おかげさん」、「おかげさま」 私は、以前から不思議に思っていた。感謝の気持ち、嬉しい気持ちを表すのに、なぜに、「かげ」なんていう暗い言葉を使うのか。 分かった。相田みつをの著書、文字通り「おかげさん」を読んで分かった。 次のように教えてくれている。 「おかげのかげは暗い蔭(かげ)のことなんです。自分では見えないから蔭なんです。」 つまり、 「暗いから眼に見えない。暗いからわからない。自分のわからないところ、自分の気がつかないところで、いつの間にか加えられている仏さまの加護、ご利益」 なるほど。そういうことか! 「役者冥利につきる」とか「冥加に余る」というような場合につかう「冥」も「蔭」と同じ、暗いという意味だ。 「暗いから眼に見えない。暗いからわからない。自分のわからないところ、自分の気がつかないところで、いつの間にか加えられている仏さまの加護、ご利益」、「それが冥利であり、冥加です。」 最後はこう締めくくられている。 「私たちが今ここに生きている、いや、生かされているためには、自分の気のつかないところで、どのくらいの冥利、冥加を受けているかわかりません。なにもかもおかげさまです。」 涙が出てきた。
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