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馬鹿姉妹
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馬鹿姉妹

緑川伸一【著】

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馬鹿姉妹

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 遊タイム出版
発売年月日 2010/01/01
JAN 9784860102760

馬鹿姉妹

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商品レビュー

3

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2021/03/14

アーティスト名ミドリカワ書房で2004年にデビューしたミュージシャン緑川伸一、通称ミドシンの、2010年に発表した小説デビュー作。 タイトル作の「馬鹿姉妹」と、「憧れのシンガーソングライター」の中編2作が収録されています。 CDシングル風に言うと、「馬鹿姉妹」CW(カップリングウ...

アーティスト名ミドリカワ書房で2004年にデビューしたミュージシャン緑川伸一、通称ミドシンの、2010年に発表した小説デビュー作。 タイトル作の「馬鹿姉妹」と、「憧れのシンガーソングライター」の中編2作が収録されています。 CDシングル風に言うと、「馬鹿姉妹」CW(カップリングウィズ)「憧れのシンガーソングライター」、ですね。 「馬鹿姉妹」は、この本と同時発売されたミドリカワ書房のアルバム『みんなのうた4"ever" 』に同タイトル曲が収録されています。 曲を先に聴いていると、妹目線で姉にただひたすら腹を立てているという歌詞の内容が、小説を読むことで謎が解ける、という趣向になっています。 勿論、先に小説を読んでいると、曲のほうは、イメージソング、という風に聴ける、というちょっとした遊び心が楽しいですね。 「馬鹿姉妹」という曲は、ミドシンの曲の中では、個人的にはまあまあ、の部類で、小説のほうを読んでも、なんか、まあまあ、の部類でしたかね。 平凡な主婦の妹が、自由人の姉に腹を立てる、という話でしたけど、家族に迷惑をかけ続けた弟の結婚式でミュージシャンの兄が一曲歌う、という内容の1stアルバムに収録された「馬鹿兄弟」のほうが、小説で読んでみたかったですね。 というか、ミドシンの書く歌詞は、どれもドラマチックだから、全ての曲を小説化してほしいくらいですけど。 「憧れのシンガーソングライター」は、ミュージシャンに憧れる男性ライターの日常を描いていて、こっちの主人公のほうが、なんとなく等身大のミドシンのような感じで、すごく良かったです。 ドラマチックな悲しい過去、暖かい家族愛、対象的な悲劇的な家族。 この一作の中編だけで、ミドリカワ書房のミニアルバムくらいの内容だったと思います。 ミドシンて、小説家としても才能あるなあ、二作目は出てないのかなあ、なんて、考えながら、検索。 そうすると、この本の出版社である遊タイム出版のホームページに、自費出版、という文字が。 ということは、この作品、音楽風に言うとインディーズ作、ということですね。なるほど。 どこかのメジャー出版社が、ミドシンの才能に注目してくれないかなあ。

Posted by ブクログ

2010/01/11

期待して読んだわりには正直いまいち。 地の文の人称くらい統一しようよ……。 この先、作家業を続けたとしてもミドシンはオーケンみたいにはなれないだろうなぁ……。

Posted by ブクログ