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オハナホロホロ(1) フィールC

鳥野しの(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 祥伝社
発売年月日 2010/01/08
JAN 9784396764845

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商品レビュー

3.6

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2021/02/16
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※このレビューにはネタバレを含みます

羽海野チカさんのアシスタントさんがデビューする と羽海野さんが仰っていたのでずっと気になっていた。 絵の雰囲気が、羽海野村にいたのも納得の柔らかさ、 ポエムが黒帯で入ったり、ほんわかしてそうで ざらざらするものがあったり、というのもとても似ている。 悪い意味ではなくて、お二人の絆というか 元からあった感性の近さを感じる。 血が繋がっていないけれど一緒に暮らしていて 愛情があって、それは他人がどうこう言えるものではなく 家族と言って良いものではないかと思える。 ゆうちゃんがとても良い子でとにかくかわいい。 しっかりしているけれど年相応のところもあって とてもリアリティのある可愛さだ。 母親のみちるは母親としてというよりも 人として未熟なところがあるのだが、麻耶ちゃんが 優しく包容力があり支えてくれている。 そしてニコもとても良い人で、ゆうちゃんをとても可愛がってくれるし いつも笑顔だけれど抱えているものも実は重い。 設定としては、主人公とその元恋人のシンママ その子供、その父親の元恋人、という結構盛り沢山なので 最初はちょっとごちゃついているのかなと思ったが 読んでいる内に惹き込まれ全く気にならなくなった。 大人たちが抱えているものをあまり表に出さないのが リアリティがある。 続きがとても楽しみ。

Posted by ブクログ

2016/11/12

傷つけても大事じゃない訳じゃないのも、傷つけるのはいつも自分自身であるのも、どちらもありだ。私の周囲にはいわゆる婚期を過ぎても独身でい続ける男や女が結構いる。そう言う者同士、気があったら共同生活するのも、今の世知辛い日本では必要な「共同体」な気がする。 ぷっちょさんを愛でるだけで...

傷つけても大事じゃない訳じゃないのも、傷つけるのはいつも自分自身であるのも、どちらもありだ。私の周囲にはいわゆる婚期を過ぎても独身でい続ける男や女が結構いる。そう言う者同士、気があったら共同生活するのも、今の世知辛い日本では必要な「共同体」な気がする。 ぷっちょさんを愛でるだけでも何回も読み返したくなる作品。

Posted by ブクログ

2016/11/07

5年前、麻耶と”同棲”していた部屋から失踪したみちるは、再び姿を現した時、小さな男の子の母となっていた。 そこに下の階の住人ニコもやってきてー 絵的にほのぼのしたストーリーなのかなと思ってたんだけど・・・ 繊細で難しいテーマでした。 女×女、男×男。 色々と複雑に絡み合って、...

5年前、麻耶と”同棲”していた部屋から失踪したみちるは、再び姿を現した時、小さな男の子の母となっていた。 そこに下の階の住人ニコもやってきてー 絵的にほのぼのしたストーリーなのかなと思ってたんだけど・・・ 繊細で難しいテーマでした。 女×女、男×男。 色々と複雑に絡み合って、生活してく様。 ゆうちゃんていう存在の大きさが重たいんだけど、それが重要で。そして救われて。 最終的に良かったねって事にはなるんだけど、何だかもやもやが残るというか。 結局、ゆうちゃんは番外編2で救われたって事で良いのかな。 圭一とみちるの馴れ初めも中途半端なままだし。 経過的なものは、すごくリアルなんだけど、最後が曖昧な感じで終わってる気がしてならない。 あと、好きな感じのイラストではあるのだけど、どうしても子供だけは可愛いと思えなかったです。 「目」が好きになれなかった。

Posted by ブクログ

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