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ショーンウィルシー【著】, 坂野由紀子【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2009/12/19
JAN 9784105061418

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商品レビュー

3.4

7件のお客様レビュー

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2016/07/04

おもしろかったけれど、すべてのエピソードをやたら詳細に記述しすぎていて冗長。「ノルウェイの森」の引用すら長い。もっと緩急つけて3分の1くらいのボリュームにしたらもっともっと評価が上がるのにと残念に思いました。 これって編集者の怠慢じゃないのかしら。 あとがきに、実は翻訳者が少し内...

おもしろかったけれど、すべてのエピソードをやたら詳細に記述しすぎていて冗長。「ノルウェイの森」の引用すら長い。もっと緩急つけて3分の1くらいのボリュームにしたらもっともっと評価が上がるのにと残念に思いました。 これって編集者の怠慢じゃないのかしら。 あとがきに、実は翻訳者が少し内容を削ったと書いてあって驚愕しました。もっと長かったんかい!(笑) お母さんがとにかくすごい。 社会活動を始めたとき、お父さんが「各国要人になんか会えるわけないよ・・・まあお母さんの実力を考えると、100%ありえないわけじゃないけど」というようなことを言っていたと書いてありましたが、その「お母さんの実力」とやらは本当にすごかった。最後の方で、田舎のコンビニだかどこだかのガラの悪いヤンキー客をあっという間に魅了してしまったエピソードは、各国要人から一般大衆まで、お母さんがどんなバックグラウンドの人をも簡単にとりこにしてしまうすごい引力の持ち主であることを物語っています。 でも、そんなにも人を引きつけるものを持っている人なのに、実際はものすごい孤独の中に暮らしていて、たった一人の子供は大人になるまでずっと、ただひたすらに愛情に飢えている。そのあたり、いろいろと考えさせられました。 おもしろかったけど・・・ヒマな人にしか薦められないかな。長すぎて。

Posted by ブクログ

2011/10/04

これもちょっと前に読んだ本。面白くて一気に読んでしまった。 よくある家庭不和による、よくある非行に走った男の子の自伝。。。だけど、これが全部リアルな世界で起こったこととは!男の子というものは、まったく予想がつかない、と思った。 そして、ここに出てくるオトナ達(父・母・継母)の、愚...

これもちょっと前に読んだ本。面白くて一気に読んでしまった。 よくある家庭不和による、よくある非行に走った男の子の自伝。。。だけど、これが全部リアルな世界で起こったこととは!男の子というものは、まったく予想がつかない、と思った。 そして、ここに出てくるオトナ達(父・母・継母)の、愚かしさたるや! 母親の思い込みと美貌と運だけでありえないようなことをやり遂げてしまう(冷戦真っ只中に、ソ連の首相と会談するとか!)バカっぽさとか、父親の自由奔放ぶり(不倫は文化だ!)と家庭でのふがいなさとか、継母のマレフィセント(眠れる森の美女の魔女ね)も真っ青といった腹黒さだとか。 ショーン君も含めて、あまりに針が振り切れてる人たちばかりなので、誰にも感情移入はできないんだけれど、そこがまためっぽう面白いです。

Posted by ブクログ

2010/09/14

著者30歳ぐらいまでの回顧録。 今は、ニューヨークでマックスウィーニーhttp://www.mcsweeneys.net/という出版社(「かいじゅうたちのいるところ」小説版のカバーを、フェイクファーで造ったりとか。サイトも私のイマイチな英語力でもそこそこわかる面白さ)の辣腕編集者...

著者30歳ぐらいまでの回顧録。 今は、ニューヨークでマックスウィーニーhttp://www.mcsweeneys.net/という出版社(「かいじゅうたちのいるところ」小説版のカバーを、フェイクファーで造ったりとか。サイトも私のイマイチな英語力でもそこそこわかる面白さ)の辣腕編集者としてバリバリやってる人。 幸せな幼年時代、悪夢の10代前半、転落の10代後半、再生の20代がノンストップ。 登場人物の放つゆがんだ輝きの眩しさ! 2段組みでこの分厚さにひるむも、読み始めたらわーっと行った! 描写の公平さがいいと思う。 登場人物については、その時その時で著者が相手をどう思っていたかを基準に描かれる(たぶん)ので、著者の継母に対する片想いのイタさなんかも赤裸々。 回顧録(自伝)というのは、「かつて大変だったが今は大丈夫」なものと定義していいのかな?と思ったが、他にも「かつて大変だったし、今も大変」というのと「かつて楽しく幸せで、今も楽しく幸せ」(読んでないけど小澤征二さんのお嬢さんのとか)、「かつて楽しく幸せだったけど、今はどん底」と、いろいろなパターンがあるなあとか。余計な事を考えた。

Posted by ブクログ

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