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「県境」の秘密 知られざる日本の不思議百景
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「県境」の秘密 知られざる日本の不思議百景

秋山忠右【写真】, 中原淳【文】

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「県境」の秘密 知られざる日本の不思議百景

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2009/12/14
JAN 9784569773568

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商品レビュー

3.3

3件のお客様レビュー

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2012/02/03

何年か前に現在でも県境が明確に決まっていない場所があるという本を読んで驚いたことがあります。 普段は日本地図を見る場合でも縮尺の大きなものしか見ないので認識することはありませんが「飛び地」も多く残されているとのことです。 それもルーツを探っていくと江戸時代の、いわゆる1万...

何年か前に現在でも県境が明確に決まっていない場所があるという本を読んで驚いたことがあります。 普段は日本地図を見る場合でも縮尺の大きなものしか見ないので認識することはありませんが「飛び地」も多く残されているとのことです。 それもルーツを探っていくと江戸時代の、いわゆる1万石以下の大名や旗本の領地に関係があるのではと思います。この本ではそれらについては詳しくは触れられてはいませんが、今後に類書を読むことで理解を深めていきたいと思いました。 以下は気になったポイントです。 ・1946年に国家神道廃止に伴なう神社本庁の設立で、各県に神社庁が誕生した、その時の登録時に栃木、茨城の県境にある神社の呼び名が変わってしまった(p71) ・江戸時代は、江戸が「金本位制」で、京都・大坂は「銀本位制」であった、美濃から東が江戸圏であった(p79) ・東京から濃口だった「うどんつゆ」は、三河安城駅から徐々に薄くなり始めて、岐阜羽島を経て、米原駅で完全に薄口になる(p82) ・日本最大の炭鉱であった三池炭鉱は、平成9年に閉山した、石炭が発見されたのが室町中期の文明元年(1469年)であった(p95) ・幕府側の奥羽列藩同盟についた南部藩は、すでに新政府軍に降伏してそれが受け入れられていたにもかかわらず、津軽藩が侵攻してきた(野辺地戦争)、両藩は最終的には廃藩置県で、弘前県→青森県へと統一される(p113) ・明治元年、太政官布告により、寺社所有地が没収されて国有地となったので、富士山本宮浅間大社も、本宮及び徳川家康から寄進された富士山8合目以上の土地が国有地となった、明治32年の国有林野法により無償貸与、1947年には宗教活動に必要な部分のみ無償譲与となった(p138) ・昭和32年(1957)に名古屋地方裁判所に訴えた闘争は、昭和49年(1947)に最高裁判所の判決が出たが、平成16年(2004)に東海財務局は、浅間神社から昭和27年に提出されていた訴願書の取り下げをうけて、富士山8合目以上の所有権問題が結論づけられた(p143) ・富士山を表記する場合、山梨県では、上に点がない「冨士山」、それ以外では「富士山(点あり)」を使う(p158) ・岡山と香川県の島をめぐる県境が入り組んでいるのは、江戸時代の漁場争いと、明治初期の廃藩置県に起因する(p169) ・豊臣秀吉は、塩飽衆(丸亀市を中心として、塩飽諸島を舞台に、造船力、操舵力、軍事力を持った船方)に、大名、小名、につぐ「人名」という領地持ちの称号と行政権を与えた(p172) ・24の瞳で有名な小豆島は、管轄をめまぐるしく変えた島として有名、律令時代以降は備前国であったが、南北朝時代は讃岐国、江戸時代は西部が美作津山藩、東部は幕府直轄の天領、西部地区は、廃藩置県により津山県、合併により北条県、そして香川県となった、東部地区は倉敷県、丸亀県、そして高松県との合併により香川県となる(p178) ・荒川の下流は隅田川(岩淵水門ができて以降は、荒川放水路が本流となった)、信濃川の下流は千曲川と呼ばれる、利根川の下流は江戸川(p212)

Posted by ブクログ

2010/12/03

 写真秋山忠右さん、文章中原淳さんが、日本の奇妙だったり特徴的な県境に行き、レポートしてきた本。  県境に建つ神社や、温泉街、はたまたまだ県境が未確定のところ、飛び地のところと、よくまあ行ってきたなあ……と感じます。歴史的な曰くがあったり、県境を越えた他県側の方が結び付きが深か...

 写真秋山忠右さん、文章中原淳さんが、日本の奇妙だったり特徴的な県境に行き、レポートしてきた本。  県境に建つ神社や、温泉街、はたまたまだ県境が未確定のところ、飛び地のところと、よくまあ行ってきたなあ……と感じます。歴史的な曰くがあったり、県境を越えた他県側の方が結び付きが深かったり、面白い地域ばかりです。  霊峰富士も、境界が未確定部分です。富士山本宮浅間大社が八号目より上の土地を所有しているそうですが、これも国と浅間大社との間で、所有権を巡っての丁々発止のやりとりがあったらしい。個人的にこの項目が一番印象に残りました。

Posted by ブクログ

2010/04/05

神奈川県民として一番気になるのは、『第9章 二つの名をもつ温泉郷「湯河原温泉」』の章。現地に行ってみれば、千歳川を境に神奈川県足柄下郡湯河原町と静岡県熱海市泉と分かれているのはわかるのですが、市外局番は同じ0465だったりするわけで… さらに詳しいことはブログにて http...

神奈川県民として一番気になるのは、『第9章 二つの名をもつ温泉郷「湯河原温泉」』の章。現地に行ってみれば、千歳川を境に神奈川県足柄下郡湯河原町と静岡県熱海市泉と分かれているのはわかるのですが、市外局番は同じ0465だったりするわけで… さらに詳しいことはブログにて http://ssasachan2.seesaa.net/article/142971221.html

Posted by ブクログ

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