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戦後思想は日本を読みそこねてきた 近現代思想史再考 平凡社新書501
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 平凡社 |
発売年月日 | 2009/12/15 |
JAN | 9784582855012 |
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戦後思想は日本を読みそこねてきた
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商品レビュー
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第1章 戦後思想は日本を読みそこねてきた(引き裂かれた日本―大江健三郎「あいまいな日本の私」;読まれそこないの戦争詩―吉本隆明『抒情の論理』;融合論はもう沢山―丸山真男「日本の思想」;人権思想も家族国家論も東西融合) 第2章 丸山真男の歴史意識(螺旋運動というレトリック;通奏低音...
第1章 戦後思想は日本を読みそこねてきた(引き裂かれた日本―大江健三郎「あいまいな日本の私」;読まれそこないの戦争詩―吉本隆明『抒情の論理』;融合論はもう沢山―丸山真男「日本の思想」;人権思想も家族国家論も東西融合) 第2章 丸山真男の歴史意識(螺旋運動というレトリック;通奏低音の正体;革命思想と進化論受容) 第3章 「近代の超克」思想の基盤(「近代の超克」の先駆;大正期へ;大正生命主義は百花繚乱) 第4章 「近代の超克」思想の展開(マルクス主義と大衆社会;日本の使命;「支那事変」と神がかった国体論;「大東亜共栄圏」へ) 第5章 戦後民主主義を超えて(敗戦、占領は、どう受けとめられたのか;ヒューマニズムは戦争に同調した思想を撃てたのか;近代の総体を問う;知のシステムを問いなおす) 著者:鈴木貞美(1947-、山口県、日本文学)
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戦後日本の代表的知識人たちが、いかに近代日本思想を誤解してきたかを平明に論じた著作。議論の俎上には丸山眞男、吉本隆明などが挙げられ、舌鋒鋭く批判されている。その上で、戦中に「近代の超克」というスローガンが出現した理由を詳しく分析している。
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[ 内容 ] 戦後の民主主義思想は、第二次世界大戦へと至る過程を帝国主義侵略戦争と規定し、断罪してきた。 まるでそのように規定さえすれば、すべての問題が解決するかのようにふるまってきたのだ。 しかし、なぜ、その時、「近代の超克」が唱えられたのか、その内実を明らかにすることは、実質...
[ 内容 ] 戦後の民主主義思想は、第二次世界大戦へと至る過程を帝国主義侵略戦争と規定し、断罪してきた。 まるでそのように規定さえすれば、すべての問題が解決するかのようにふるまってきたのだ。 しかし、なぜ、その時、「近代の超克」が唱えられたのか、その内実を明らかにすることは、実質的に放棄されたままだ。 「近代の超克」をめぐる評価を軸に、日本の近現代思想史を読みかえる。 [ 目次 ] 第1章 戦後思想は日本を読みそこねてきた(引き裂かれた日本―大江健三郎「あいまいな日本の私」;読まれそこないの戦争詩―吉本隆明『抒情の論理』;融合論はもう沢山―丸山真男「日本の思想」;人権思想も家族国家論も東西融合) 第2章 丸山真男の歴史意識(螺旋運動というレトリック;通奏低音の正体;革命思想と進化論受容) 第3章 「近代の超克」思想の基盤(「近代の超克」の先駆;大正期へ;大正生命主義は百花繚乱) 第4章 「近代の超克」思想の展開(マルクス主義と大衆社会;日本の使命;「支那事変」と神がかった国体論;「大東亜共栄圏」へ) 第5章 戦後民主主義を超えて(敗戦、占領は、どう受けとめられたのか;ヒューマニズムは戦争に同調した思想を撃てたのか;近代の総体を問う;知のシステムを問いなおす) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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