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「ねんきん定期便」活用法 サラリーマンのための年金とお金の講座 朝日新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2009/12/10 |
JAN | 9784022733115 |
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「ねんきん定期便」活用法
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商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
「ねんきん定期便」が届いたので、どういうものか調べてみた。 すると、日本年金機構のホームページには、 「年金制度への理解を深めて頂くこと等を目的に、毎年誕生月に、ご自身の年金記録を記載した「ねんきん定期便」をお送りしています。」 と書かれている。 ということは、毎年、受け...
「ねんきん定期便」が届いたので、どういうものか調べてみた。 すると、日本年金機構のホームページには、 「年金制度への理解を深めて頂くこと等を目的に、毎年誕生月に、ご自身の年金記録を記載した「ねんきん定期便」をお送りしています。」 と書かれている。 ということは、毎年、受け取っていたのだろうか? 受け取っていた記憶はないのだが、もしかしたら、それは、私自身の関心度が低かったからかもしれない。 ともあれ、60歳になったこともあり、今回は、関心度が高い。 見込額を見ると、う~ん、という感じ。 ●2023年1月11日、追記。 ねんきん定期便が、到着。 間もなく、62歳の誕生日を迎える。 65歳からの年金見込額は、1,517,029円。 1か月当たり、126,419円。 こんなもんですかね。 ●2023年1月21日、追記。 「特別支給の老齢厚生年金」を調べておく。 私の場合は、64歳になると、支給されるようだ。 年額は、817,299円。 1か月当たり、68,108円ですか。 この「特別支給の老齢厚生年金」だが、男性の場合は、昭和36年4月1日以前に生まれたことが、支給要件の一つになっている。 昭和24年から昭和36年にかけて生まれた男性の場合は、支給開始年齢が異なってくる。 私の周辺の人々との会話で、支給開始年齢が嚙み合わないことがあるので、整理しておく。 ・昭和24年4月2日~28年4月1日生まれ 60歳から ・昭和28年4月2日~30年4月1日生まれ 61歳から ・昭和30年4月2日~32年4月1日生まれ 62歳から ・昭和32年4月2日~34年4月1日生まれ 63歳から ・昭和34年4月2日~36年4月1日生まれ 64歳から それから、著者情報を引用しておく。 ---引用開始 ファイナンシャル・プランナー(CFP)。埼玉大学経済学部非常勤講師、社会保障審議会専門委員。1959年生まれ。84年、慶應義塾大学経済学部を卒業、朝日新聞に入社。「AERA」「論座」「週刊朝日」などを経て、現在「朝日新書」編集長。「週刊朝日」時代にマネー担当記者としてマネー取材を開始。自身もファイナンシャル・プランナーの資格を取得する。 ---引用終了
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年金の基礎が丁寧に説明されている。 国民年金の保険料は性別・年齢・所得に関わらず一律で、2017年に1万6900円(改定により16,490円)になって、それ以降は固定される。保険料を40年間納めた場合に支給される満額の老齢基礎年金は、年間79万2100円。 マクロ経済スライド...
年金の基礎が丁寧に説明されている。 国民年金の保険料は性別・年齢・所得に関わらず一律で、2017年に1万6900円(改定により16,490円)になって、それ以降は固定される。保険料を40年間納めた場合に支給される満額の老齢基礎年金は、年間79万2100円。 マクロ経済スライドは、物価上昇率から0.9%下げた率で年金額を改定する制度。ただし、物価上昇率が0.9%に満たない場合は年金額を改定せず、物価が下落した場合は、物価の下落率にあわせて改定する。 年金は支給申請をしないと支給されない。年金の受給を繰り上げる場合は、繰り上げた月あたり0.5%減額される。60歳から受給する場合は30%減額され、65歳から受給する場合と比べると、受給総額は76歳の半ば以降少なくなる。受給を繰り下げる場合は、繰り下げた月あたり0.7%増額される。70歳から受給する場合は42%増額され、82歳以降に受給総額は多くなる。
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家族が増えるに伴い、将来の生活設計を考え直す一環として読んでみた。老齢年金に限らず、遺族・障害年金にも言及しており年金制度の基本を理解するには一定の良書と言える。特に老後に実際いくら必要で、いくら受給が見込め、いくら足りないか、計算根拠・方法を示しており、気付かされる人も多かった...
家族が増えるに伴い、将来の生活設計を考え直す一環として読んでみた。老齢年金に限らず、遺族・障害年金にも言及しており年金制度の基本を理解するには一定の良書と言える。特に老後に実際いくら必要で、いくら受給が見込め、いくら足りないか、計算根拠・方法を示しており、気付かされる人も多かったのではなかろうか。もう一歩踏み込んだ、サラリーマンを対象に具体例を盛り込んだ、社会保険・民間保険・マネー全般の指南書を続編で読んでみたいものだ。
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