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エミールと探偵たち 岩波少年文庫2012
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エミールと探偵たち 岩波少年文庫2012

エーリッヒ・ケストナー(著者), 小松太郎(訳者)

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エミールと探偵たち 岩波少年文庫2012

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 1953/09/01
JAN 9784001120127

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商品レビュー

5

3件のお客様レビュー

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2015/03/03

地域の図書室でお借りしたので、『エミールと探偵たち』です(新しい版では『エーミールと探偵たち』に)。 ケストナーの子ども向け小説を読むのは3冊目なんですけど、前書きや各章のタイトルで思いっきりネタバレ(ネタバラシ?)するのに、いざ読むと必ずハラハラドキドキビックリさせられちゃう...

地域の図書室でお借りしたので、『エミールと探偵たち』です(新しい版では『エーミールと探偵たち』に)。 ケストナーの子ども向け小説を読むのは3冊目なんですけど、前書きや各章のタイトルで思いっきりネタバレ(ネタバラシ?)するのに、いざ読むと必ずハラハラドキドキビックリさせられちゃうんですよねえ。 本作でも、少年エミールと仲間たちの冒険に冷や冷やしっぱなしでした。 ケストナー先生、本当に「子どもの視点」で書くのがお上手というか、子ども心を文字に変換する術に長けてらっしゃるなあと感じます。子どもが大人の文章力を身に着ける頃には大人になっちゃってるから、子ども心を書こうとしても結局大人心しか書けないんじゃないか、と私などは浅はかにも思うんです。 ところがひとたびケストナー作品を開くと、まー出てくるわ出てくるわ、「生き生き」通り越して「生々しい」少年少女のオンパレード。特に、子どもが抱える不安や悲しみ、怒り、悪夢、仲間割れ……そんな負の部分が誤魔化さずに描かれているからこそ、彼らの放つ生命力がより際立って見えるのかなー、と。 まあそんな余計な事は考えずに、彼らの一員となって走り回るのが一番楽しい読み方だって事ですね。

Posted by ブクログ

2014/09/02

プロジェクトを皆でこなす楽しさが描かれてる。そういう意味ではこの本は子供の為のビジネス読本的な性格もあるよね。 役割分担して仕事を進めていく楽しみは大人が読んでもワクワクする。 ケストナーは前書きがたまらないね。

Posted by ブクログ

2010/12/27

おばあさんが待つベルリン行きの汽車の中で、大切なお金を盗られてしまったエミールは、仲間とともに泥棒を追うのだった。 男の子の持つやんちゃさや可愛らしさが、ぎゅっと詰まった作品です。以前「飛ぶ教室」を読んだ時も思いましたが、昔の少女まんがに出てくる男の子たちのような雰囲気があります...

おばあさんが待つベルリン行きの汽車の中で、大切なお金を盗られてしまったエミールは、仲間とともに泥棒を追うのだった。 男の子の持つやんちゃさや可愛らしさが、ぎゅっと詰まった作品です。以前「飛ぶ教室」を読んだ時も思いましたが、昔の少女まんがに出てくる男の子たちのような雰囲気があります。エミールの真っ直ぐさや、仲間となるグスタフや教授の義侠心もまぶしいですね。子どもの視点でも、大人の視点でも楽しめる作品です。

Posted by ブクログ

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