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黒岩重吾のどかんたれ人生塾 集英社文庫
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黒岩重吾のどかんたれ人生塾 集英社文庫

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黒岩重吾のどかんたれ人生塾 集英社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2004/03/18
JAN 9784087476828

黒岩重吾のどかんたれ人生塾

¥495

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2011/07/07

壮絶な人生を歩んだ「文壇最重鎮」こと黒岩重吾先生による人生相談です。最初黒岩先生のお顔を拝見させていただいたときは「このジィさんタダものじゃないな」と思っていましたが経歴を見ると言葉もありません。 作家の人生相談で最も笑えるのは 北方謙三先生の人生相談『試みの地平線―伝...

壮絶な人生を歩んだ「文壇最重鎮」こと黒岩重吾先生による人生相談です。最初黒岩先生のお顔を拝見させていただいたときは「このジィさんタダものじゃないな」と思っていましたが経歴を見ると言葉もありません。 作家の人生相談で最も笑えるのは 北方謙三先生の人生相談『試みの地平線―伝説復活編 (講談社文庫)/北方 謙三』。そして最もためになる人生相談はこの黒岩重吾先生の人生相談だと思います。 この本は『週刊ヤングジャンプ』で当時連載されていた人生相談をまとめたものですが黒岩重吾のポートレート写真を見て 「このジイさん、タダものじゃないな」 という雰囲気が全面に出ていて、経歴を調べると、案の定壮絶な人生を潜り抜けていました。 中学浪人。出征。敗戦による逃避行。闇市での闇ブローカー業。株の世界での栄光と挫折。原因不明の全身麻痺による三年間の闘病生活。退院後の西成は釜ヶ崎での生活…。 かいつまんで書いただけでも凄まじい人生でありました。そんな黒岩先生にヤングジャンプの編集部は 「男のアレは何センチあったら女をヒーヒー言わせることができますか?」 (この質問をした当時14歳の男の子はある意味「大物」だと思う)などのムチャクチャ極まりない質問を掲載させていたことを今でもはっきりと覚えております。 でも、黒岩先生はそんな若い人たちからの質問を大変楽しみにしていたらしく 「編集部は俺になんちゅうことを言わせるんじゃ…」 といいながらもまじめに質問に答えているのが文面からよく分かりました。僕もこの人生相談を折に触れては開いて読んでいます。 タイトルの「どかんたれ」とは黒岩氏の造語で 「どうしようもないやつ。どアホ」 という意味らしいです。かく言う僕もその「どかんたれ」の一人であります。 でも、最近黒岩先生の作品をむさぼり読んでいて、その文章がいかに僕の心の励みになっているかお分かりいただけるでしょうか?僕は黒岩先生の作品に出合えたことを本当に幸せだと、心からそう思っております。

Posted by ブクログ

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