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坂本龍馬を斬った男 新人物文庫
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坂本龍馬を斬った男 新人物文庫

今井幸彦(著者)

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坂本龍馬を斬った男 新人物文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新人物往来社
発売年月日 2009/12/01
JAN 9784404037800

坂本龍馬を斬った男

¥110

商品レビュー

2.7

4件のお客様レビュー

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2014/07/23

随分と長い事かかって読了。 読み始めた動機が、龍馬を斬った今井信郎が晩年にキリスト者になったと聞いて、その詳しいきさつを知りたくてだったので、半分以上が誰が龍馬を殺したかという話題に疲れてしまい、積読になっていた。 結局キリスト者としての今井信郎については何ら書かれていなかった...

随分と長い事かかって読了。 読み始めた動機が、龍馬を斬った今井信郎が晩年にキリスト者になったと聞いて、その詳しいきさつを知りたくてだったので、半分以上が誰が龍馬を殺したかという話題に疲れてしまい、積読になっていた。 結局キリスト者としての今井信郎については何ら書かれていなかった。でも龍馬暗殺の考察は詳しい。また信郎の障害も波瀾万丈で興味深かった。 星三つ。

Posted by ブクログ

2011/06/12

今井信郎の孫、今井幸彦の著書。坂本龍馬を殺したのは祖父であるという事を残された史料から強調。そこまではまだいいが、読み進むにつれ陰謀論めいたことを語り出し、例の今井家の家伝なるものを持ち出してあたかも西郷が今井個人の助命に関与したかのような不確かな説を主張する。しかも自分は断言は...

今井信郎の孫、今井幸彦の著書。坂本龍馬を殺したのは祖父であるという事を残された史料から強調。そこまではまだいいが、読み進むにつれ陰謀論めいたことを語り出し、例の今井家の家伝なるものを持ち出してあたかも西郷が今井個人の助命に関与したかのような不確かな説を主張する。しかも自分は断言はしないとか言っておきながら薩摩の坂本暗殺関与が濃厚であるかのようにほのめかすに至っては著者が問題のある人物であると言わざるをえない。はっきり言って彼の認識には間違いが多い。坂本暗殺犯の一人とされる高橋安次郎は鳥羽伏見の戦いで戦死しており、明治時代に薩摩閥とのつながりなどもちようもない。家伝にしても西郷が助命しようとしたのは榎本軍そのものであって今井個人ではない。谷干城は今井信郎を「売名奴」と読んだが、本当の売名奴は信郎ではなく幸彦ではないだろうか。本書を読む際には他の龍馬暗殺にまつわる書籍を横に置いた上で読み進めることを推奨する。

Posted by ブクログ

2011/06/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今井信郎のお孫さんが書かれた本です。 少々私情が混ざる感は否めないものの、子孫や関係者が書かれた本としては珍しく客観的な本だと思います。 龍馬暗殺犯としてしか注目されない今井信郎の、後半生がとても興味深かったです。 特に西郷との繋がりがあった点などは、研究者ももっと注目しても良いのではないのかと思いました。

Posted by ブクログ

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