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ぼく、まだねむくないよ 絵本・こどものひろば
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 童心社 |
発売年月日 | 2009/12/10 |
JAN | 9784494025473 |
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ぼく、まだねむくないよ
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
『森はかあさん』という言葉にジーンときました。 その通りですね。 そして我々にとっても森は命です。 大切にしなきゃですね。 おおたか蓮先生は図書館司書としての経験を生かしながら、創作活動をしている。
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「森はかあさんかあ」 あべ弘士さんの絵がなんかいい。自然の動物たちの温もりがふわっと伝わってくる。厳しさの中にある優しさが。(11分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #ぼくまだねむくないよ #おおたか蓮 #あべ弘士 #童心社
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なぜだかわからないが、雪には強い憧れがある。 降り始めたのを見つけたら、声には出さずとも 頭の中は「雪だぁ♪」になるし、 自分の生活するところではなかなかありえないとしても 「積もらないかな♪積もらないかな♪」と思ってしまう。 雪かきをして道を作って、雪の壁を作るのが、 自分...
なぜだかわからないが、雪には強い憧れがある。 降り始めたのを見つけたら、声には出さずとも 頭の中は「雪だぁ♪」になるし、 自分の生活するところではなかなかありえないとしても 「積もらないかな♪積もらないかな♪」と思ってしまう。 雪かきをして道を作って、雪の壁を作るのが、 自分の仕事としてまるでイメージできないからかもしれないけれど。 雪がたくさん降る地域の方の大変なんです!という書評を読んでも、 実は体がちっとも寒冷地仕様じゃなくても、 やっぱり「雪だぁ♪」というわくわく感は変わらない。 でも、憧れてはみても、 私の住むところでは、やっぱり滅多に雪は積もらないのだ。 そういうわけで、冬になると、雪の絵本を好んで読むようになったのである。 今日も図書館から2冊連れて帰ってきたのだ。 本書は、新刊書架で見つけた1冊。 『あらしのよるに』シリーズ、『エゾオオカミ物語』以来、 あべ弘士さんが描く冬と雪と森の景色にはすっかり魅せられているので、 表紙向けで置かれているその絵を見て、反射的なスピードで手にしていた。 いつもいつも思う。 濃い色彩が描くその世界は、なんという存在感だろう。 北の森に、雪が降り積もり、大きな木の下の穴の中では、 かあさんぐまとこぐまが春までの眠りにつこうとしている。 かあさんぐまは眠ってしまったのだが、こぐまは、まだ眠くない。 こぐまは巣穴から外に出てみることにした。 すると・・・。 そこに広がるのは、こぐまが見たことがない冬の雪景色の森。 こぐまは、まっしろでつめたい世界に新鮮に驚く。 踏み出したはいいけれど、足がズボズボと沈み始めてしまい、 「たすけて」と叫ぶ羽目に。 こぐまにとってこの雪景色がはじめての体験なら、 そんな雪景色の中にこぐまの存在を認めるのも 冬の森に生きる動物達にははじめての体験なのだ。 雪の中で、こぐまと出会った動物達の反応がまたおもしろい。 雪の中に生きる知恵が、彼らの言葉の中にさりげなくつまっている。 そして、言葉にはユーモアもある。 「もし、クマなら ドングリをどれくらいあつめるんだ。 リスの百倍、いや千倍か。 そうなったら、おれたちのぶんが なくなってしまうぞ。 こりゃ、たいへんだ。 だから、クマが冬におきていては こまるんだ。 ほら、これをたべたら かえるんだよ。」 これはくまの子ウーフの『くま一ぴきぶんはねずみ百ぴきぶんか』を思い出し、 ニヤリとしてしまう展開だ。 こぐまが最後に出会った動物は、 森の四季とその四季の命をもらって生きることを語る。 その動物は、森はあるものと同じだと例える。 その言葉はこぐまを家に帰らせることになるのだけど、 これは私たちへのメッセージでもある。 動物達の帰る場所であり、彼らを育む場所であった 森との共存のことを考えずにはいられなかった。 そして、この眠くないこぐまくんは、昨今の子どもたちとも重なる。 寝ないこぐまくんにお困りの親ぐまさんにぴったりの1冊かもしれない。 とあるエピソードをきっかけに、冬の夜なのに アイスキャンディーがほしくなってしまうかもしれないけれどね。
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