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サイバープロテスト インターネット、市民、社会運動
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サイバープロテスト インターネット、市民、社会運動

ウィム・ファン・デドンク, ブライアン・D.ローダー, ポール・G.ニクソン, ディータールヒト【編】, 尾内達也【訳】

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サイバープロテスト インターネット、市民、社会運動

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 皓星社
発売年月日 2009/11/25
JAN 9784774404400

サイバープロテスト

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2012/01/12

インターネットが急激に成長して、社会科学の魅力的なテーマになったが、調査戦略や方法論はほとんどが未開拓である。 活動家はグローバルなネットワークを構築してグローバルな経済、社会、環境政策に発言力を高めようとしている。 インターネットが政治的な影響を考える際に概念の混乱があることは...

インターネットが急激に成長して、社会科学の魅力的なテーマになったが、調査戦略や方法論はほとんどが未開拓である。 活動家はグローバルなネットワークを構築してグローバルな経済、社会、環境政策に発言力を高めようとしている。 インターネットが政治的な影響を考える際に概念の混乱があることは容易に見て取れる。 インターネットが新しいグローバルアクティビズムにとって持つ意味は通信コストの削減や地理的、時間的障害を乗り越えることだけではなく、緩やかなネットワークが形成され、アイデンティティの結びつきも弱まる、イシューキャンペーンやデモが実施されるようになる。 多くの企業は情報戦略の一環として、インターネット上のアクティビズムの潜在的な脅威に注目するようになる。

Posted by ブクログ

2011/09/23

インターネットが社会運動と結びついて、社会運動はどのように変わるか?今後あるべき社会運動の形とは?みたいなことを書いた本かと勝手に想像していたけど、社会運動が情報伝達技術(本書ではICTと呼ばれている)をどのように利用しているかを現状分析した真面目な論文集といった感じ。一言で言え...

インターネットが社会運動と結びついて、社会運動はどのように変わるか?今後あるべき社会運動の形とは?みたいなことを書いた本かと勝手に想像していたけど、社会運動が情報伝達技術(本書ではICTと呼ばれている)をどのように利用しているかを現状分析した真面目な論文集といった感じ。一言で言えば、ウェブサイトや電子メールが社会運動のツールとしてどのように有効活用されているか、というとこが書かれている。ここに書かれている社会運動のことについて私はあまり知らないので「ふーん」としか言えないのだが、色々な運動の例が挙げられていて、そういうのがあるのか、という勉強にはなる。ただ、原文は2001~02年前後に書かれているようなので、ちょっと古い話かな、と割り引いて考えながら読んだ方が良いかと思う。 面白かったのは第6章で多頭型のネットワークが社会運動の組織に与える影響を考察している。ネットワーク化された組織は運動を終わらせにくくなる、収拾がつかなくなり、長期化する。イデオロギー色が弱くなるなど、ネットワークの構造が組織のアイデンティティにまで影響を及ぼす点を指摘しており、興味深い。本章が一番自分が期待していた本の内容に近かった。 もう一つ、金融取引への課税を求めるフランスの社会運動組織ATTACのICT利用について論じた第八章。この章では組織の情報化が、逆に組織に悪い結果をもたらす例が考察されている。他の章ではICT利用が組織に与えるプラスの面を主に分析しているのに対して、こういう例もありますよ、ということで面白い。

Posted by ブクログ

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