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公共政策学とは何か BASIC公共政策学1
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ミネルヴァ書房 |
発売年月日 | 2009/11/30 |
JAN | 9784623054404 |
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公共政策学とは何か
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商品レビュー
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4件のお客様レビュー
タイトル通り「公共政策学」という学問自体の概説を試みた本。「公共政策に関わっていれば全て公共政策学なのか?」という疑問認識があったので、かなりの斜め読みでも得るものはあった。 「政策分野ごとの」「縦串の」公共政策学を重視する一方で、「全分野に共通する政策知を扱う」「横串の」公共政...
タイトル通り「公共政策学」という学問自体の概説を試みた本。「公共政策に関わっていれば全て公共政策学なのか?」という疑問認識があったので、かなりの斜め読みでも得るものはあった。 「政策分野ごとの」「縦串の」公共政策学を重視する一方で、「全分野に共通する政策知を扱う」「横串の」公共政策学については知見を持った人が少ない、という指摘には首肯。この本は後者にかなりの重点を置いている。
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ミネルヴァ書房の「BASIC公共政策学」シリーズの1冊目で、シリーズ全体の道案内、イントロダクションとしての役割を果たしており、公共政策学の良き概説書にもなっている。ただ、著者自身も指定しているが、やや抽象的な議論が多い印象も持った。 内容のなかでは、公共問題の悪構造性の指摘や、...
ミネルヴァ書房の「BASIC公共政策学」シリーズの1冊目で、シリーズ全体の道案内、イントロダクションとしての役割を果たしており、公共政策学の良き概説書にもなっている。ただ、著者自身も指定しているが、やや抽象的な議論が多い印象も持った。 内容のなかでは、公共問題の悪構造性の指摘や、公共政策デザインに対する制約条件(政治的制約、価値観の相克、不確実性の存在)の重要性の指摘などが興味深かった。著者は、市民や政策担当者に公共精神を育成することの重要性も強調していたが、それについては、少し懐疑的な感想を持った。
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本シリーズの導入に過ぎないという留保をつけたとしても不十分な感は否めない。それに無駄な修辞が多く、筆者の浅い?教養を見せつけているようにしか思えない。
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