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晩夏に捧ぐ 成風堂書店事件メモ 出張編 創元推理文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2009/11/27 |
JAN | 9784488487027 |
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晩夏に捧ぐ
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商品レビュー
3.2
123件のお客様レビュー
これはこれで楽しめたけど,短編の方が好み。 シリーズ1作目はKindle読み放題で読めた。面白かったので次作も読みたいと思ったのだが,読み放題になかったので,図書館から借用。
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本屋さんの本としてとっても面白いし、多絵ちゃんの肝の据わりようには感服しちゃう。でも、もったいぶったわりに最後は矢継ぎ早となってしまった印象。
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「成風堂書店事件メモ」の2冊目。 今回は〈出張編〉とあるように(実際は出張ではなく休暇なのだが)、元同僚から頼まれた杏子さんが多絵ちゃんを伴ってとある老舗書店の幽霊騒ぎを解決するために赴いた信州でのお話。 幽霊騒ぎは27年前に老作家が弟子に殺された事件につながっているようで、且...
「成風堂書店事件メモ」の2冊目。 今回は〈出張編〉とあるように(実際は出張ではなく休暇なのだが)、元同僚から頼まれた杏子さんが多絵ちゃんを伴ってとある老舗書店の幽霊騒ぎを解決するために赴いた信州でのお話。 幽霊騒ぎは27年前に老作家が弟子に殺された事件につながっているようで、且つ最近その関係者の近辺で小火や空き巣が起こっているよう。 いわくありげな人たちが次々と登場し、そこから話を聞いて回る二人の様子を読むのは楽しいが、27年前の話にも関わらずちょっと段取りが良すぎる感はあり。 合間には老店主のこだわりが詰まった老舗書店やその息子が開いたメディアミックス書店の描写があって、このシリーズには欠かせない本屋愛にも溢れているが、長編の推理ものとしてはちょっと間延びした印象も。 聞き回っていく過程で『私にとっても本屋は特別な場所なんですよ』と言う多絵ちゃんの意外な一面が見られたのは良かったが、謎解きについては彼女が犯人に気付いた理由や幽霊の手口がよく分からず、動機や幻の原稿を巡って明かされた真実にもあまりスッキリしなかった。 『本屋の店員たぶらかして、ただですむと思うなよ』って、なかなかの決め台詞だわ。
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