![在郷軍人会 良兵良民から赤紙・玉砕へ](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001626/0016266157LL.jpg)
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在郷軍人会 良兵良民から赤紙・玉砕へ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2009/11/27 |
JAN | 9784000230308 |
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在郷軍人会
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
在郷軍人会の設立から終焉までの全過程を、在郷軍人と社会との関係の変容を軸に描く。注がなく、参照文献が示されていないのが惜しまれる。
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藤井忠俊『在郷軍人会―良兵良民から赤紙・玉砕へ』岩波書店、読了。 「国民の後援なしには戦争はできない」。1910年に設立され、45年に解体した「矛盾に満ちた在郷軍人会の全貌を描き出す」。誕生と縮小、国体明徴運動を経た拡大を検証。動員と自らの服従の一致は「玉砕」へと至る。 大正デモクラシーに対し、軍部は軍国主義で対応。その思想が総力戦体制へ進む中で、良民生成が良兵の基礎とされ、学校教育に軍事が入りこむ。最終的には、在郷軍人が玉砕要員となるプロセス(太平洋戦末期の在郷軍人召集兵は350万人) 著者はこれまで『国防婦人会-日の丸とカッポウ着』(岩波書店)、『兵たちの戦争-手紙・日記・体験記を読み解く』(朝日選書)を上程。民衆の視点で戦争に加担していくプロセスを明らかにしてきた。合わせて読みたい。 戦前日本の「暴走」は一部の軍国主義者の暴走と「想定」しがちで、総「被害者」の意識が強い。しかしそれはイエスでありノーでもある。強制だけでなく、民衆が自ら追随していくプロセスの検証は必要であり、本書はその一つの見本となる。 「私が本書で強調したことは,在郷軍人とは民衆そのものであるという一つの原理です」(あとがき).了 http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0230300/top.html
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