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彼女は僕を眠らせない 年上ハーレム フランス書院文庫
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彼女は僕を眠らせない 年上ハーレム フランス書院文庫

如月蓮【著】

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彼女は僕を眠らせない 年上ハーレム フランス書院文庫

定価 ¥764

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 フランス書院
発売年月日 2009/11/26
JAN 9784829616833

彼女は僕を眠らせない

¥440

商品レビュー

4

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2009/12/20

全体的に良いのだが展開が唐突

兄嫁(第一章~第三章)、隣人妻(第四章~第五章)、担任教師(第六章~第八章の前半)という3人のヒロインは申し分無し。過度にあけすけなこともなく、しっとり落ち着いた品の良さを醸している。タイトルのように眠らせてくれないような描写はあまりなく、むしろ、視姦 → 我慢を超えた主人公の迫...

兄嫁(第一章~第三章)、隣人妻(第四章~第五章)、担任教師(第六章~第八章の前半)という3人のヒロインは申し分無し。過度にあけすけなこともなく、しっとり落ち着いた品の良さを醸している。タイトルのように眠らせてくれないような描写はあまりなく、むしろ、視姦 → 我慢を超えた主人公の迫り → 困惑して拒むものの急かされてお口奉仕 → 後日、主人公がまた迫ってきてとうとう合体、概ねこんなパターンで順番に関係していく流れである。オムニバス形式っぽいところがあって爛れた関係の積み重ねが無いのが少し勿体ない。 本作の肝は「豹変する兄嫁」であり、自分を差し置いて隣人妻や担任教師と関係する主人公を取り戻すべく兄嫁が最後に思い切った行動に出るのだが、これが実に良いアイデアながら、そこに至るまでの経緯というか兄嫁の心情が僅かしか描かれておらず、これがまた勿体ない。豹変するのが唐突過ぎて違和感ありまくりなのである。一晩中交わり続けるような濃密な時間を過ごしながら、その後は理由をつけて主人公を袖にしている兄嫁の描写の後に本心を吐露する独白を入れるとか、隣人妻や担任教師との関係を知った後に主人公を想って激しい自慰に耽るとか、兄嫁の本音の部分をもう少し入れる、できれば段階的に入れることで豹変した時に「とうとうキタか」と読み手もニンマリ、となると思ったがいかがであろう。これが素人の勝手な物言いだとしても、関係を持った後も溺れることなく過ごしていた(ように見える)兄嫁の心情にもっとスポットを当てることで「メインの兄嫁+サブの隣人妻&担任教師」という構図も出来たと思う。迫られて軽く抵抗しつつも体を開いていくヒロイン達の描写がとても良かったので、伏線の張り方・回収の仕方と最後のまとめ方さえこなれていれば名作にも成り得たと思った。実に惜しい、あと一歩の星4つである。

DSK

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