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外務省に裏切られた日本人スパイ 講談社+α文庫
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外務省に裏切られた日本人スパイ 講談社+α文庫

原博文【著】, 茅沢勤【訳】

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外務省に裏切られた日本人スパイ 講談社+α文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2009/11/20
JAN 9784062813303

外務省に裏切られた日本人スパイ

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2010/10/11

中国残留孤児の二世で、苦労して実業に入るも外務省のスパイとして活動を始めた。  その後中国公安に捕らえられ服役。 出所後は外務省の助けも得られず、右翼、在留中国人からさまざまな圧力を受けた という大変な人生を歩んだ人。 先日USでロシア人スパイが大量に国外追放になったが、驚いた...

中国残留孤児の二世で、苦労して実業に入るも外務省のスパイとして活動を始めた。  その後中国公安に捕らえられ服役。 出所後は外務省の助けも得られず、右翼、在留中国人からさまざまな圧力を受けた という大変な人生を歩んだ人。 先日USでロシア人スパイが大量に国外追放になったが、驚いたのは過去10年くらいにわたってFBIが彼らの動向をつかんでいたこと。 人に言わせるといったんスパイと分かると、捕まえるのではなくそのままにして行動を監視するのが普通のことらしい。 (確かにスパイを送り返しても、’次にスパイを見つける手間を考えれば、長期間観察してスパイの交代を見守るほうが簡単ではあります) 巻末の対談では時間軸もありロシアスパイの話は出なかったものの、同じ流れでこの著者も長らく中国当局にマークされていたことは間違いないと思います。  問題はいったんスパイ活動が公になった際の日本政府の対応でしょう。 尖閣問題にからめ手かどうか分からないが日本人がいまだに一人中国政府に捉えられている状況、どうにも日本政府が真摯に人質解放の圧力をかけているようにも見えず(もっともそんなことは一般人の目には触れないのでしょうが)、この著者と同じような扱いを受けているのではと勝手に心配してしまいます。 いやぁ、中国も怖い国ですが、日本も負けてないですね。 コワ~。

Posted by ブクログ

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