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奪われた「三種の神器」 皇位継承の中世史 講談社現代新書

渡邊大門【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2009/11/20
JAN 9784062880220

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奪われた「三種の神器」

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商品レビュー

3.9

7件のお客様レビュー

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2020/01/28

必要であれば理屈は生み出せる 後鳥羽上皇のコンプレックスを あざ笑う知恵者たち 二条良基 何処かに有ればよい 一条兼良 無くても天皇いるし 皇室を損ねる策謀を内閣がする 権能の無い天皇の権力行使だと 改元=報告の後で法手続きせよ 譲位=憲法違反が議論になる愚 この本は知りたか...

必要であれば理屈は生み出せる 後鳥羽上皇のコンプレックスを あざ笑う知恵者たち 二条良基 何処かに有ればよい 一条兼良 無くても天皇いるし 皇室を損ねる策謀を内閣がする 権能の無い天皇の権力行使だと 改元=報告の後で法手続きせよ 譲位=憲法違反が議論になる愚 この本は知りたかい歴史空白を 埋めてくれる(赤松やるなあ)

Posted by ブクログ

2017/05/13

 「ボール一つにキリキリ舞いさ」という有名な歌詞があるが、中世の皇室も三種の神器にキリキリ舞いだったのである。  源平の戦いにおいて、壇ノ浦で安徳天皇が三種の神器とともに入水したのは比較的有名な話で、鏡と勾玉は運よく回収することができたが、宝剣は海底へと沈んでしまい、現在に至る...

 「ボール一つにキリキリ舞いさ」という有名な歌詞があるが、中世の皇室も三種の神器にキリキリ舞いだったのである。  源平の戦いにおいて、壇ノ浦で安徳天皇が三種の神器とともに入水したのは比較的有名な話で、鏡と勾玉は運よく回収することができたが、宝剣は海底へと沈んでしまい、現在に至るまで見つかっていない。その後伊勢神宮から謙譲された別の剣に魂を移すことで新たに神器へと加えられる。  残った鏡もたびたび火災に見舞われ、鏡が納められたとされる容器の中には灰しか残っていないという説もあるが、天皇即位の際にも実物を見ることはなく、真偽は不明である。シュレディンガーの鏡である。  玉だけは現在も当初のものが残っているとされるが、これもやはり実物を見ることは天皇でさえも許されず、検証は不可能である。  実際の所、「三種の神器とされるものがこの世に存在し、天皇の即位に不可欠なものである」という不可思議な状況がそこにある。  先日読んだ同著者の本で、中世皇室、公家の窮乏ぶりと、その中でも極力伝統を守ろうとする前例主義を読んだが、三種の神器はその象徴とも言える。何しろ神代から伝わる宝物であり儀式なのだ。天皇を天皇たらしめる、ひいては日本国を日本国たらしめる三種の神器なのである。  三種の神器さえあれば天皇になれるというわけでもなく、天皇の血を引いているから天皇になれるというものでもなく、二つが揃って初めて天皇として即位できるという決まりなのだが、そういった複雑で面倒な仕組みもまた天皇の権威の維持向上に一役買ったという部分はあるのかもしれない。  庶民の暮らしとは遠くかけ離れた世界であるが、これもまた日本の歴史であり、鎌倉時代、室町時代といった武士の世にあっても天皇が(形式上であれ)頂点にあり続けた要因のような気もする。

Posted by ブクログ

2015/06/02

「三種の神器」というものは、天皇すら見たことがなく、皇位継承には絶対に欠かせないもの。 もし御所が火事になって、天皇自身か「神器」かどちらか一方しか助けられないとしたら、「神器」を優先する。それくらいに大事なものということをどこかで聞いたことがあった。 でも、過去に無くなって...

「三種の神器」というものは、天皇すら見たことがなく、皇位継承には絶対に欠かせないもの。 もし御所が火事になって、天皇自身か「神器」かどちらか一方しか助けられないとしたら、「神器」を優先する。それくらいに大事なものということをどこかで聞いたことがあった。 でも、過去に無くなってたことがあったのね。 安徳天皇は入水したからどうなっているのかな、とは思っていたけど。 しかし、無ければないで色々理論武装をして何とかしていくものなのだなぁ。 そりゃそうだよね。「絶対」なんてものは存在しないし。 その時代時代での「神器」のボジションや存在意義がわかりやすく書いてあって、なんとなくもやっとしていた部分に光を当ててくれた作品。

Posted by ブクログ

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