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老朽マンションの奇跡
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2009/11/18 |
JAN | 9784104761036 |
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商品レビュー
3.4
20件のお客様レビュー
日本の住宅事情に一石を投じる問題の書。新築物件よりも中古物件を格安に自分に合ったリフォームで、という武勇伝が繰り広げられる。なによりも、その協力者(犠牲者?)の不動産会社営業、工務店社長の献身的な行動に感心。英国では100年以上住み続けられる家が日本では30年でお役御免という現状...
日本の住宅事情に一石を投じる問題の書。新築物件よりも中古物件を格安に自分に合ったリフォームで、という武勇伝が繰り広げられる。なによりも、その協力者(犠牲者?)の不動産会社営業、工務店社長の献身的な行動に感心。英国では100年以上住み続けられる家が日本では30年でお役御免という現状を嘆き、廃墟と化した公営住宅を国が補修して、もっと安く国民に開放した方が資源の無駄にならないという主張はもっとも。建設会社から多額の政治献金を受けている日本の政治家は、新築物件を販売する仕組みを死守しようと必死。リフォームで国民に安く住居を提供する、またリフォームに耐えられる物件を増やすための建築基準や税制の見直しなどやる気ゼロ。であれば、「安い理想の住まい」を見つけるには、著者のように諦めずチャレンジするしか方法は残されていないようです。
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地元のことだから読んでおこうか、というくらいの興味で。知人から教えてもらって読んでみた。 ”奇跡”を起こすには、ここまでガメつくいかないとダメってことがよく分かる。自分には無理だなあ。 老朽マンション。確かにワケあり物件ではあるが、1280万円を500万円に値切る!(驚) 馴染の仲介業者S氏の交渉術もあろうが、なんとなく納得できない(S氏がよく500万円までの値引きにつき合ってくれたものだ)。 そのS氏の口利きで来たリフォーム業者には、見積り500万円を200万円に値切る!!(驚x2)。しかも、なにがあっても追加料金の発生なし。TV番組のビフォア・アフターを見ていて感じた「ありえない」感がつきまとう。TV番組は業者にすれば顔が売れるという宣伝効果もあり、あるいは施主からだけでなく番組からも出演料の名目でお金が出てるのでは?なんて勘ぐったりしていたが、出版会社を経営する著者のこと、本文中には出てこないが、業者にはリフォーム完成の暁には、本にして店名も出して宣伝しますから、くらいのことは言ったのではなかろうか。いや、むしろそれくらいのことを言っててほしいものだ。でなければ、この業者は単なる”いい人”だ。 ※読後、情報を拾ったところ、初版本には業者名は明記されていたらしい(で、その業者、本書が出た頃には廃業していたという情報もあった。あらら…)。 本書の主題、老朽マンションのリノベの間に差し挟まれる、同じく吉祥寺の新築マンションの買い叩きのエピソードも、なんだかなぁ。。。 自分で買わないのに、知人2組を連れていき、同時に購入という条件で売れ残りの物件の大幅な値引きを要求。7000万円を3300万円と2900万円だったか(そもそも7000万円の値付けが高かったというのはあろうかとは思うが)。話をまとめて意気揚々の著者であるが、安いほうの購入者がローンの審査が通らなかったということで、結局は1組だけが購入。ローンの審査云々は、著者の責任ではないし、売る側の不動産屋の見立ても甘かったということではあるが、なんだかなあ。 そもそも、こうした話を得々と書いている本書のトーンがなんだかなあ、なのであった。その物件も、Pxxxxxと冒頭の単語だけイニシャルにしてるけど、周辺の情景描写からどこのなんという物件かすぐに分かってしまう。住んでる人たちにも迷惑な話じゃないのか(でもないか、いつ誰がいくらで買って入居しようと関係ないっちゃぁ関係ない)。 確かに、日本の住宅事情には大いに問題がある。これからの人口減もあり、中古物件の空室率もどんどん上がる。なのに昨今どういう風に吹かれてか駅前のタワマンが大人気だそうな。どんなところに住みたいかは、それぞれ人の価値観だとは思うけど、ちょいと目を覚ませよと思わないでもない。本書は、そんな世相に一石投じる意味はあるのだが、上記のような、してやったりの武勇伝を得意満面に語られてもな。 著者のように、不動産に興味を持ち、業者S氏という人脈もしっかり築き、したたかな交渉術を持ってしかできないお話なので、真似してみようなんて思わないことだね。一歩間違えばクレーマー。性質の悪いお客として業界からマークされかねないよ。
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著者はイギリス関係の著作を多数執筆している出版社経営の方。こういう外国かぶれの方は好きではないのですが、読んでみました。吉祥寺のぼろマンションをイギリス風にリフォームする話がメイン。「ロンドンフラット」と称して著者が自慢げに映っている冒頭の写真は笑えます。いかにも経営者っぽい高飛車な感じが鼻につきますが、リアリティーがあり、まあおもしろかったです。 ただ一番面白かったのはこのメインとなるリフォームの話ではなく、サブストーリーとなる部下のマンションを値切って半値で買う話。こんな話あるんですね。マンションの価格なってあってないようなもんだな、と思ってしまいました。というか、こういう安く変えた話は普通こっそりしておくのでしょうが、本に書いてしまう点はすごいですね。おもしろかったです。交渉術って大事ですね。
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