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防衛の務め 自衛隊の精神的拠点
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2009/11/10 |
JAN | 9784120040788 |
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防衛の務め
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防衛大学初代校長の講演集。日本の防衛と幹部自衛官の卵の育成にかける熱意が感じられた。印象に残る記述を記す。 「教育訓練の世界には賞賛激励はありますが、事理の判別に従っては甘やかしや、おだてや、過ちを看過することがあってはならぬものであります」 「かくも恵まれた国は、世界広しと...
防衛大学初代校長の講演集。日本の防衛と幹部自衛官の卵の育成にかける熱意が感じられた。印象に残る記述を記す。 「教育訓練の世界には賞賛激励はありますが、事理の判別に従っては甘やかしや、おだてや、過ちを看過することがあってはならぬものであります」 「かくも恵まれた国は、世界広しといえども決して多くはなく、むしろ無慈悲できびしい生活にあえぐ民族や社会、国家が世界の各地に散在することは、諸君承知の通りであります。しかし、かかる我が郷土の幸福も、その独立と平和と秩序が確保されているがゆえに続けることができるのであって、このような幸福の獲得が、またその維持確保が、いかに多くの血と努力を要するものなるかは、歴史の物語るところであり、また今日の世界の現実が示しているところであります。一度失った国家の独立と民族の自由は、容易のことで戻るものではありません。防衛の任務の尊く、かつ重いというのは、かくの如き事情に発するものと考えております」 「パスカル「瞑想録」、「正しい者が服従を受けるのは正しいことである。強い力に服従するのはやむを得ぬからである。力の伴わぬ正義は無力であり、正義の伴わぬ力は抑圧である。力のない正義は反抗され、正義のない力は排撃される。ゆえに正義と力は結び合わねばならぬもので、このためには正しい者をして、強からしめるか、強い者をして正しからしめるかせねばならぬ」」 「安にして危を忘れず。存にして亡を忘れず。治にして乱を忘れず。」 「無防備、不侵略を標榜することは理想として高貴ではありますが、他よりの侵略の保障となるものではありません」 「戦勝諸国が、軍縮と軍備の軽視に憂き身をやつしている時に、ドイツが再建を目指して、軍備の充実に邁進しているのを見たチャーチルは、必ず近いうちに第二次世界大戦がやってくるだろうと警告した。議会その他で、さかんに軍備の充実の必要を強調した。しかし、二度と戦争はやりたくないというのが当時の一般の気持ちだったから「危ないぞ、しっかり軍備をやれ」というチャーチルの警告には少しも耳をかさず、むしろ冷笑し、あるいは誇大妄想であるとして、これを冷淡な態度で迎えたのであった。これが彼の政治生涯における孤軍奮闘の時代である」 「「こまかい話ですが、諸君の頭髪には常に櫛がはいり、顔には毎朝剃刀があてられ、衣類は常に清潔で、靴は泥土によごれていないことが堅く期待されております」。そんな細かいことをと思うかも知れないが、「このような些細のことを若い時代に怠ったばかりに、世に軽んぜられることが甚だ多いのです」」
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自衛官を志す者への心構えならず、$$一般国民が国防の必要性について書かれている。$$幹部自衛官、つまりリーダーについて書かれている。$$リーダーシップは他人に対し服従、信頼、尊敬および忠実な協力を要望し、これを受けることを意味する。$$$$昨今はやりの無防備無抵抗主義こそ平和。と...
自衛官を志す者への心構えならず、$$一般国民が国防の必要性について書かれている。$$幹部自衛官、つまりリーダーについて書かれている。$$リーダーシップは他人に対し服従、信頼、尊敬および忠実な協力を要望し、これを受けることを意味する。$$$$昨今はやりの無防備無抵抗主義こそ平和。という思想に鉄槌を下すものである。$$抵抗の無益なることをとき、抵抗の準備を怠るをもって平和の復員であるかのごとく論ずるものあるならば、それは敗北主義と呼ぶ。そこに人としての知性はない。$$フランスのパスカルは言う。力の伴わぬ正義は無力であり、正義の伴わぬ力は抑圧である。力のない正義は反抗され、正義の無い力は排撃される。
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100124朝日新聞書評 国防と愛国心 歴史認識をあいまいにせざるを得ない。 日本の国防の困難と矛盾の原点
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