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しゃぼん 集英社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2009/11/19 |
JAN | 9784087465044 |
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しゃぼん
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しゃぼん
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商品レビュー
3.3
25件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
面白かった。 特に、少女が主人公の、いろとりどり?は、良い文学作品に感じた。 ですます調が新鮮で、でも児童文学的な飽きはこなくて、良かった。 最初のしゃぼん?も良かった。フリーターの主人公の気持ちを追いかけていくのが面白かった。 最後から二番目?カップルの話は悲しくてあまり好きじゃない。 r18文学賞受賞の最後のやつ?も、なんか地味に過激で、それならしゃぼんの方が良いけどと思った。
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扇情的でもない、色っぽいでもないし、艶っぽいでもない、エロチックなんてモノでもない、けど、エロいんだよなあ。 フランス革命のヒロインを描いた別な作品を読んで、トリコさんに興味を持って。 ひきこもりニートな花の色々匂うような、色気だったり、生活臭だったり、洗濯洗剤の香だったり、...
扇情的でもない、色っぽいでもないし、艶っぽいでもない、エロチックなんてモノでもない、けど、エロいんだよなあ。 フランス革命のヒロインを描いた別な作品を読んで、トリコさんに興味を持って。 ひきこもりニートな花の色々匂うような、色気だったり、生活臭だったり、洗濯洗剤の香だったり、ハルオは何故?そばにいるのか? 他の三編も、また、愛?二人でいることを淡々と描く。 男性としては、私の年齢が言わせるのか、出てくるヒロインたちに共感できなかった、ちょっと肌が合わなかったかな? #しゃぼん #吉川トリコ #吉川トリコさん #小説好き #小説好きと繋がりたい #小説 #読書記録 #読書倶楽部
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2019/06/11 官能的小説が読みたくて取り寄せた 性的かっていえば、そうでもなくて 性 思春期 セックス そういう混沌とした感情が 思考が、ブレながら安心と安定を求めて模索しているという感じだ。 ストーリーは一応つながっていはいるが(「しゃぼん」の視点のみ) 独立して...
2019/06/11 官能的小説が読みたくて取り寄せた 性的かっていえば、そうでもなくて 性 思春期 セックス そういう混沌とした感情が 思考が、ブレながら安心と安定を求めて模索しているという感じだ。 ストーリーは一応つながっていはいるが(「しゃぼん」の視点のみ) 独立しているので短編としても読める。 読みやすいわけではないし、生々しい、ぬるさ、空気がどんよりとそこにある気さえする。「生きている」小説なので好き嫌いはあるだろう。 賞をとった「ねむりひめ」は「好き」という気持ちだけで立っている切実さが 「もうすぐ春が」は現実と快楽のカオスでのたうち回る学生としての生き辛さが 「いろとりどり」は大人に抑圧されきっている少女の、いやでも成長しなくてはならない嫌悪の感情が どれもがカオスで、でもそのどれもの気持ちは少なからず理解できる。 「しゃぼん」は欠片は分かるけど、花の極端な心の迷走だけは分からずじまい。きっとその他人から理解されない、花という人間こそがテーマだし 「いろとりどり」の少女の目線はきっとそういう私たちの目線だと思う。 北海道から帰ってきて、ハルオにセックスをせがんで、少しだけ変化があったんだろう。 大切なもの、ハルオとは何者か、という本質的なところだけ。だから花は風呂にも入りたがらないし、ヒモでい続けるけど 支柱だけできた状態。 今後のふたりのゆくえはわからない。けど、ある種の救いと終着点ではあると思う。
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