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ガンジーの教育論
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ガンジーの教育論

M.K.ガンジー【著】, 片山佳代子【訳・編】

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ガンジーの教育論

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ブイツーソリューション/星雲社
発売年月日 2009/09/30
JAN 9784434135132

ガンジーの教育論

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2013/11/16

当時のインドの義務教育の詳細を把握していないので、 ガンジーの教育に関する思想が果たして地に足の着いた、 広域的なものであるのかは定かではないけれど、 その基礎に、糸紡ぎを行うという論にはとても共感した。 そこにはアート教育と同様に肉体から知恵を育むという面に加え、 生活の必需品...

当時のインドの義務教育の詳細を把握していないので、 ガンジーの教育に関する思想が果たして地に足の着いた、 広域的なものであるのかは定かではないけれど、 その基礎に、糸紡ぎを行うという論にはとても共感した。 そこにはアート教育と同様に肉体から知恵を育むという面に加え、 生活の必需品である衣類の生産、 ひいては金銭的な自立にもつながっているということ。 勿論ガンジーはそれを「基礎」に据えるというだけで、 その他礼儀、算術、英語、文学(経典)などにもその価値を認めている。 例えば書道をアート教育として展開していくとしても、 やはりそれのみでは解決は不可能であることが多い。 事実、自分自身を鑑みても、書道で学んだことはあくまでその基礎を形成しているだけで、 そこから発展していく過程、また社会とのかかわり、今後の社会状況へと視野を向けていくと、 そのほかにも、自分が関われればいいと思う分野はあるような気がする ○ 教育の目的は人格を養うことである。それは宗教を通さずにどうすればこれができるのか、私にはわかりません 真実や美を認識できない人は、誰でも、うぬぼれの中に生きています 教育が単に、お金と交換できる商業的生産物になってしまっている」 肉体労働を軽蔑すべきではありません。皆がいつも鍬をふるっていなければならないというのではありません。しかしたとえ他の仕事に従事することになるとしても、糧を得るために鍬をふるうことに、悪いことは何もないのだと、理解する必要があります。そして労働者階級が自分たちよりも劣った人では決してないことも、理解してください。これが原理であり、理想だと受け入れられたなら、その人はどんな職業についたとしても、その働きぶりで、その人の純粋でまれに見る人柄を表現することになります 重要なことは、知性を養い、真理を探究する意味を理解することです 自分たちの霊的な成長と自己実現のために必要であることを知りたいと思うようになります アートマン、つまり自分とは何者か、および神、真理を我々が知ることのできるようにするのが本来の教育です 私は農業と肉体労働を通して生徒が文字、言葉、算数、歴史、地理その他の強化を学んでいくことを提案します。 農業から始めることはしませんが、最終的にはそれを取り入れることになります 三つの目的。 教育費を自分で賄えるようにする 外国の糸や布を完璧にボイコットする道を開く 自立した人間になる

Posted by ブクログ

2012/12/06

地域や家庭が機能不全になっているなら、学校が子どもの人格を育てるのだ。また、むやみに機械を工場に導入するのではなく、手工芸が重要であるのだ、と説いています。 手工芸によって本物の教育が行える。霊性、知性、経済力の三つ全ての能力を同時に発達させることができる、と。 母国語でな...

地域や家庭が機能不全になっているなら、学校が子どもの人格を育てるのだ。また、むやみに機械を工場に導入するのではなく、手工芸が重要であるのだ、と説いています。 手工芸によって本物の教育が行える。霊性、知性、経済力の三つ全ての能力を同時に発達させることができる、と。 母国語でなく英語で本だけの知識を学ぶ学校も、生きるチカラの無い学士や修士を生み出すだけ、と断罪しています。 インドという国の特質もあるのですが、同じアジアの国として、学ぶことや共感することが多いです。

Posted by ブクログ

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