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完全教祖マニュアル ちくま新書
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完全教祖マニュアル ちくま新書

架神恭介, 辰巳一世【著】

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商品詳細

内容紹介 多くの人をハッピーにし、大きな尊敬を受ける―教祖ほどステキなビジネスはありません。キリスト教、イスラム、仏教などの大手伝統宗教から、現代の新興宗教まで、教義の作成、信者の獲得方、金集め、組織づくり、さらには奇跡の起こし方までを徹底分析!あらゆるシチュエーションを実践的に解説した本邦初の完全宗教マニュアルの登場。マキャベリの『君主論』が楽しく学べる『よいこの君主論』もオススメです!
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2009/11/11
JAN 9784480065131

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商品レビュー

4.1

169件のお客様レビュー

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2026/05/06

なんちゃって本でそんなあとがきがあるのかと思いつつ読んだが、最後までブレないマニュアルだった。驚き。

Posted by ブクログ

2026/04/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

知って面白かったことなど ・日本人の宗教アレルギーは、逆に言えば付け入る隙であると言える ・宗教は軌道に乗ると硬直化する。その理由は組織化にある ・キリスト教も当時はアウトローで反社会的だった。新興宗教はその社会が抱える問題点に根ざして発生するもの。 ・教祖は、突飛な「前提」を主張しながら、問題点を追及する。そうすれば後はインテリが勝手にその前提と問題点を論理的に補完してくれるケースもある ・現世利益。来世利益を謳っていても、結局は現世利益になるから ・困ってなければ困らせる。この成功事例が「エコ」 学術書というよりかは、「へー」となる有益な情報もあるが、全体的にはパワーワードが多いエンタメ本

Posted by ブクログ

2026/04/03

序章 キミも教祖になろう! 教祖の成立要件は以下の二要素です。つまり、「なにか言う人」「それを信じる人」。そう、たったのふたつだけなのです。この時、「なにか言う人」が教祖となり、「それを信じる人」が信者となるわけです。 第一章 教義を作ろう 宗教で大切なことは、そ...

序章 キミも教祖になろう! 教祖の成立要件は以下の二要素です。つまり、「なにか言う人」「それを信じる人」。そう、たったのふたつだけなのです。この時、「なにか言う人」が教祖となり、「それを信じる人」が信者となるわけです。 第一章 教義を作ろう 宗教で大切なことは、それが正しいかどうかではなく、人をハッピーにできるかどうかです。神もこれと同じで、「いる」と仮定した場合に、そこからどんな素晴らしいことを得られるか。問題はそこなのです。つまり、あなたが神にどんな「機能」を期待するのか、そこから考えれば良いのです。 あなたのすべきこととは、 1. 社会の基準で幸せになれない人を見つける、 2. 反社会的な基準を与えてその人を幸せにする、ことだと考えて下さい。社会の提示する価値基準では「負け組」となってしまう人が必ず存在します。そこであなたがすべきこととは、社会に反する新しい価値基準を提唱し、「負け組」の人を「勝ち組」へと変えてハッピーにすることなのです。 第三章 信者を保持しよう そもそも、「世界のあらゆる現象は全て説明できるはず」などと考える方がおこがましい気がしませんか?「全部分かるはず」と思うから、分からないことに出会うと怖くなるのであって、「たまには分からんこともある」と思えば、それだけのことではないでしょうか。私たちが「全部分かるはず」と思ってしまうのは、*科学に対する信仰*ではないかと筆者は考えています。 第四章 教義を進化させよう 「人は権威に従うことが大好き」ではちょっと語弊が生じますので、これをもう少し正確に言うならば、「権威に従うことを学びながら育っていくのが人間」ということです。つまり、人というものは常にその場における権威を見定め、それに服従しながら人生のステージを歩んでいく、そういうものなのです。 さらに言うなれば、こう考えることもできるでしょう。人は社会的に生きる以上、必ず何かの権威に従って生きていかざるをえません。しかし、どうせ何かの権威に従わなければならないのなら、早いうちから一本筋の通った権威を仰いでおくのは幸せなことだとは言えないでしょうか?信仰を持った人に「信仰を持って良かったことはなんですか?」と尋ねると、「しっかりとした価値観が持てるようになった」「自分の中に一本芯が通ったから、ブレることがなくなった」「何かに迷っていても、自分には宗教という指標があるからそこに立ち戻れる」といった返事がよく返ってきます。これは言ってしまえば、「自分で考えることが減ったのですごく楽だ」ということです。楽というのはハッピーなのです。 第五章 布教しよう 大事なイベントだから大層な準備をするのではなく、大層な準備をするから大事なイベントになる、という見方ですね。まあ、ちょっと意地悪な見方ではありますが、実際に、神道の祭りでは斎戒期間の長さによってイベントの軽重が付けられている面もあるのです。 第六章 困難に打ち克とう、第八章 後世に名を残そう 外部からの一方的な批判は、むしろ彼らの信仰心を強化することに繫がるのです。さらに、その批判が的外れであればなおさらでしょう。信者たちは理不尽な批判に対し、いくらでも反論を思いつくことができ、一層自分たちの正しさを確認できるのです。つまり、「オレがこんなに迫害を受けてるのは、オレがちゃんと法華経を実践してる証拠ってことだな。やったぜ」と考えたわけです。もうこうなっちゃうと無敵ですよね。周りから何と言われようと自分は絶対に正しいと信じることができます。むしろ、迫害を受ければ受けるほど、自分の正しさが裏打ちされたと感じることができたでしょう。 大丈夫です。あなたの努力はきっと報われます。たとえ、今が巧くいってなくても問題ありません。イエスや日蓮を見て下さい。生前はあんなに迫害されていたのに、今ではあんなに大人気ではありませんか。世間から迫害を受けたとしても、それはあなたが真に正しい教え、すなわち本書の教えに従っている証拠です。神聖なる知識はしばしば愚昧な民衆どもの迫害を招くものです。

Posted by ブクログ

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