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はだしで海へ ポプラ文庫ピュアフル
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 2009/11/16 |
JAN | 9784591114445 |
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商品レビュー
3.5
9件のお客様レビュー
2020/1 に読了済『ガラスの森』(天才少女と言われた主人公、15歳の可南子はケガでスランプに陥り1年程スケートを離れていたが、ペアのコーチに見初められ、流とペアを組んでスケートに復帰する 中学生の“真剣”な初恋のお話し) の可南子19歳の時のお話し 『ガラスの森』の方があと...
2020/1 に読了済『ガラスの森』(天才少女と言われた主人公、15歳の可南子はケガでスランプに陥り1年程スケートを離れていたが、ペアのコーチに見初められ、流とペアを組んでスケートに復帰する 中学生の“真剣”な初恋のお話し) の可南子19歳の時のお話し 『ガラスの森』の方があとに発売されたのね (著者幻の処女作と言われている) 彼女のできたナガルと最後の別れの時に自分の気持ちを告白して玉砕した可南子 大学生になって関西弁の彼氏(水泳選手の宗治 土佐犬)と相思相愛の中、コーチの純子さんの死、ナガルとの短い再開 恋愛小説の名手と呼ばれる小手鞠るいさんの恋愛部門(*´ ˘ `*)ウフフ♡ 小手鞠るいさん 『星ちりばめたる旗』戦時中を体験した人たちがモチーフの小説から入り 絵本も描かれていると知って、絵本も好きなので絵本も拝見し、 そして恋愛小説部門へ 語彙力がなくてあれだけど、ストレートというか余計なものがなくてとても読み易くて好きな作家さん
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《本文より》 「可奈ちゃん。臭いもんに蓋をするという考え方は、何も解決にもつながらへんよ。逃げたらあかん。物事はきっちり見つめないと。 純子さんの快復を祈る気持ちがあるなら、まず彼女が闘ってる病気について、ちゃんと知っておくべきやと思う」 加奈子が恐れているのはミスそのも...
《本文より》 「可奈ちゃん。臭いもんに蓋をするという考え方は、何も解決にもつながらへんよ。逃げたらあかん。物事はきっちり見つめないと。 純子さんの快復を祈る気持ちがあるなら、まず彼女が闘ってる病気について、ちゃんと知っておくべきやと思う」 加奈子が恐れているのはミスそのものじゃなくて、ミスするかもしれないという「不安」だよって。 不安に思っても、思わなくても、ミスする時はするし、しない時はしないの。だから、不安なんか抱いても、しょうがないでしょって。 「そうか、大丈夫か、ほんまに?それならええけど。あたしの夜、もう一度 電話・・・」 宗治の言葉に、私は言葉を重ねた。気持ちはすでに安全な場所に着地 し、涙はまるで熱が引くように、心の小部屋のドアの向こうに吸い込ま れていた。 「私からも、するね。それと、あっちからは毎日、メールするから!それと 宗ちゃん、ひとつだけ、お願いがあるんだけど。帰ってくる日、成田まで 迎えに来てくれる?」
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15歳だった頃、クールでスマートなフィギュアスケートのパートナーに初めての恋をしていた。叶わなかったけれど、もう過去の話。 そして19歳の今、土佐犬みたいな関西弁の男の子と恋をしている。 思い出と現在の間で揺れ動く可南子の“今”。これはこれでものすごくよく分かるのだけれど、やっぱ...
15歳だった頃、クールでスマートなフィギュアスケートのパートナーに初めての恋をしていた。叶わなかったけれど、もう過去の話。 そして19歳の今、土佐犬みたいな関西弁の男の子と恋をしている。 思い出と現在の間で揺れ動く可南子の“今”。これはこれでものすごくよく分かるのだけれど、やっぱり物足りなさを感じてしまうのは私が10代ではないからか。そしてこんなヒーローみたいな男の子たち(初恋の相手「流」と今の彼「宗治」。タイプは違うのに女の子にとってのあらゆるヒーロー的要素を兼ね備えている)なんて存在するか?と冷静に思ってしまうのも…。 これまでに読んだ作者の作品とはちょっとかけ離れていて期待外れであった。
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