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大学改革 立命館はなぜ成功したか
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大学改革 立命館はなぜ成功したか

川本八郎【著】

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大学改革 立命館はなぜ成功したか

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2009/11/09
JAN 9784120040740

大学改革

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商品レビュー

2.7

4件のお客様レビュー

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2017/02/06

 どこかでの講演録を寄せ集めたと思われる内容で説教臭い。一代で会社を作った経営者の自伝にありそうなテイストだった。  それはともかく、なぜ立命館があれほどの拡張主義をとり続けたか。立命館の弱点として、理工系、語学力などを挙げ、その回答として、80年代末から、国際関係学部やびわこ草...

 どこかでの講演録を寄せ集めたと思われる内容で説教臭い。一代で会社を作った経営者の自伝にありそうなテイストだった。  それはともかく、なぜ立命館があれほどの拡張主義をとり続けたか。立命館の弱点として、理工系、語学力などを挙げ、その回答として、80年代末から、国際関係学部やびわこ草津キャンパス、アジア太平洋大学を創設した経緯を語っている。  大学は意思決定ができにくい機関だという。それは教授会に諮ると、議論百出し、結論が出るのに時間がかかったり、頓挫するためだという。  究極の所、大学教授は自分の研究のために大学に来ているのであって、大学の未来像を責任もって考えるのは、大学職員しかいないという。  川本氏は生粋の事務職員で、学生運動のころ、学生課職員として、暴力学生に対峙した挙げ句、運動が終わると、荒廃した学園が残っただけで、何もプラスにならなかったという体験が、拡張主義のきっかけになったようだ。  当事者としては、学部数や付属高数を増やして、良かったことを強調したいのは分かるが、負の側面は全く書かれない。書かれるのは、陳腐な教育理念、政財界の有力者との交流、そして膨張した学園の姿だけなのである。

Posted by ブクログ

2015/03/13

事務職員から立命館理事長を務め、BKC開設や立命館アジア太平洋大学設立など、立命館の改革の立役者となった著者による大学改革論。事務職員の大学改革における重要性など、当事者ならではの大学改革にあたっての有益な指摘がなされている。ただ、著者の教育論もかなり展開されているが、その内容に...

事務職員から立命館理事長を務め、BKC開設や立命館アジア太平洋大学設立など、立命館の改革の立役者となった著者による大学改革論。事務職員の大学改革における重要性など、当事者ならではの大学改革にあたっての有益な指摘がなされている。ただ、著者の教育論もかなり展開されているが、その内容にはやや陳腐な印象を持った。

Posted by ブクログ

2015/01/04

Tue, 29 Dec 2009 自分の大学のこういう本を読むのは,ホントに微妙ですが,興味を持って読んでみました. 筆者は前理事長の川本氏.立命館の改革を断行した人です.私が着任した時には既に辞任されていたので,直接は知らず. 立命館大学のここ10年程の変化はめざましく,...

Tue, 29 Dec 2009 自分の大学のこういう本を読むのは,ホントに微妙ですが,興味を持って読んでみました. 筆者は前理事長の川本氏.立命館の改革を断行した人です.私が着任した時には既に辞任されていたので,直接は知らず. 立命館大学のここ10年程の変化はめざましく, 我らが南草津のBKCキャンパスの設置をはじめ,九州のAPU開設,立命館小学校の開設など,連打で手が打たれている. 学部設置が一年に一学部という積極戦略だ. その改革を進めて行った,川本氏がそのモットーと,過程を話すというもの. 立命館の改革の特殊な点は,事務方が中心になっている面が大きいということだ. 「教職協働」は立命館のキャッチフレーズだが,職員の馬力が強い. そうなると,もちろん視点は日常的なものに軸足が移り,研究よりも教学の方に重点が置かれる.それは,一つのポイントだろう. 上手くは言えないが・・・. 大学を議論する際には,その特殊性を無視できない. それは,中高のような教育機関とは意味が違うと言うことだ. 研究機関である ということであり, 研究機関であることと教育機関であることが非分離であることこそに,大学の特徴があるのだろう. さてさて, 問題なのはサブタイトルだ 「立命館はなぜ成功したか」 こういうタイトルは編集さんや営業さんがつけるのが,出版の常なのだとおもうのですが, これは,本書の内容からいっても,ズレがあるように思えた 「立命館はなぜ改革を断行できたか?」 のほうが適切かな? というのも「成功した」とは何をもってそういえるのか? がよく分からないからです. 現在の私達の大学が,なんの疑問もない「成功」の道を歩んでいるとは思わないし # 内部の人間が,そんなことを思っていたら「驕り」でしかないでしょうし?. 帯をみると,深まりつつある 「大学危機の時代」 と書いてあって,それを立命館がどう克服してきたか? というのが本書の内容になっているかのように書いてあるが, 立命館大学も例外なく,日本の大学全体を覆うさまざまな問題に晒されているし,極めて難しい舵取りを求められているのだと思う. まぁ,「立命館は成功した」という触れ込みを ウソにしないのは, 私たちのこれからの頑張り が大切なのかもしれませんね・・・.

Posted by ブクログ

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