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日本一の昆虫屋 志賀昆虫普及社と歩んで、百一歳 文春文庫PLUS
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日本一の昆虫屋 志賀昆虫普及社と歩んで、百一歳 文春文庫PLUS

志賀夘助(著者)

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日本一の昆虫屋 志賀昆虫普及社と歩んで、百一歳 文春文庫PLUS

定価 ¥649

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2004/07/08
JAN 9784167660772

日本一の昆虫屋 志賀昆虫普及社と歩んで、百一歳

¥330

商品レビュー

5

3件のお客様レビュー

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2024/08/25

水生昆虫の研究を40年以上 続けておらるオーソリティーと知己になった。 そのおかげで 「虫」という言葉にものすごく敏感になっている。 本屋さんには定期的に行っているのであるが やはり「虫」の文字がある本に手が伸びる。 今回は そんな一冊 「昆虫採集」が産まれ出づるころの そのこ...

水生昆虫の研究を40年以上 続けておらるオーソリティーと知己になった。 そのおかげで 「虫」という言葉にものすごく敏感になっている。 本屋さんには定期的に行っているのであるが やはり「虫」の文字がある本に手が伸びる。 今回は そんな一冊 「昆虫採集」が産まれ出づるころの そのころの時代が色濃く反映されている一冊 明治36年のお生まれである。 その当時に「昆虫」を仕事にしていかれる のであるけれど その当時の世相を背景に 「昆虫学」を普及させていかれる 著者である志賀さんの情熱が 行間から迸っている。 「日本一の昆虫屋」 編集者が進呈されたものでしょうが まさに そのものである。

Posted by ブクログ

2019/07/14

志賀昆虫普及社を創立した著者の立志伝。1903年に新潟県松之山町の極貧農家に生まれ、東京で時計屋に奉公に出て、標本屋を紹介され、昆虫採集や標本作製の腕を磨く。1931年に独立して渋谷に開業。虫けらの商売と冷たい視線を浴びながら、昆虫趣味の普及に心血を注いだ。興味深かったのは、昆虫...

志賀昆虫普及社を創立した著者の立志伝。1903年に新潟県松之山町の極貧農家に生まれ、東京で時計屋に奉公に出て、標本屋を紹介され、昆虫採集や標本作製の腕を磨く。1931年に独立して渋谷に開業。虫けらの商売と冷たい視線を浴びながら、昆虫趣味の普及に心血を注いだ。興味深かったのは、昆虫趣味は戦前は限られた人のみで、大半は華族階級だったとの下り。自分で採集はせず、昆虫屋に依頼して標本まで作ってもらっていた。大正時代はお屋敷のおぼっちゃんに頼まれ、美術品とともに標本箱が飾られていた。ヨーロッパの貴族の趣味が源流らしい。それが戦後、1965年ごろには昆虫ブームがきて、一般に普及していくという流れ。

Posted by ブクログ

2010/04/10

志賀昆虫が品川に移転してしまったのが残念です。 この本も学級文庫とともにどこかへ消えてしまいました...

Posted by ブクログ

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