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復讐するは我にあり 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2009/11/09 |
JAN | 9784167215170 |
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復讐するは我にあり
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復讐するは我にあり
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商品レビュー
3.8
23件のお客様レビュー
「佐木隆三」のノンフィクション作品『復讐するは我にあり 改訂新版』を読みました。 ノンフィクション作品は久し振りですね。 -----story------------- ノンフィクション・ノベルの金字塔、再び 連続殺人事件の発生から犯人の死刑執行までを克明かつ重層的に描いた直木...
「佐木隆三」のノンフィクション作品『復讐するは我にあり 改訂新版』を読みました。 ノンフィクション作品は久し振りですね。 -----story------------- ノンフィクション・ノベルの金字塔、再び 連続殺人事件の発生から犯人の死刑執行までを克明かつ重層的に描いた直木賞受賞作。 世紀を超えた執念の全面改訂版、待望の文庫化 列島を縦断しながら殺人や詐欺を重ね、高度成長に沸く日本を震撼させた稀代の知能犯「榎津巌」。 捜査陣を翻弄した78日間の逃避行は10歳の少女が正体を見破り終結、逮捕された「榎津」は死刑に??。 綿密な取材と斬新な切り口で直木賞を受賞したノンフィクション・ノベルの金字塔を三十数年ぶりに全面改訂した決定版。 解説・「秋山駿」 ----------------------- 以前から気になっていた作品、、、 たまたま先日、「佐木隆三」原作の映画化作品『すばらしき世界』を観る機会があり、読んでみようという気になりました… 女性や老人を含む5人の人間を殺した連続殺人犯「西口彰」を題材にした作品です。 ■1 畑 ■2 峠 ■3 車 ■4 血 ■5 猊 ■6 火 ■7 声 ■8 刃 ■9 汗 ■10 濘 ■11 繋 ■12 蠢 ■13 嗤 ■14 脚 ■15 海 ■16 幟 ■17 土 ■18 舌 ■19 影 ■20 爪 ■21 纜 ■22 目 ■23 街 ■24 雨 ■25 旅 ■26 檄 ■27 釘 ■28 風 ■29 鎖 ■30 官 ■31 朝 ■32 歌 ■33 檻 ■34 春 ■35 髭 ■36 瘤 ■37 告 ■38 島 ■39 夜 ■40 刑 ■あとがき ■文庫版のためのあとがき ■解説 秋山駿 昭和38年、高度成長に沸く日本国中が震撼した連続殺人事件… 言葉巧みに人を騙し、殺し、日本列島を縦断しながら犯罪を重ねる男に対し、警察は史上初の全国一斉捜査を開始した、、、 関係した女、目撃情報は多数あり、立ち回り先の遺留品や人をおちょくったハガキ…… 広島―静岡―東京―千葉―福島―北海道と証拠の山を残しつつ、空前の捜査網をかいくぐり続けられたわけは? 78日間に及ぶ逃亡、10歳の少女が正体を見破るという予想外の逮捕劇、そして死刑執行までを、綿密な取材と斬新な切り口で克明に描くノンフィクション・ノベルの金字塔。 巧妙な詐欺と凶暴な犯行… 知能犯であり凶暴犯、そして全国の捜査機関が犯人の発見に苦慮焦燥しているのを尻目に、全国を股にかけて逃げ回り、大学教授や弁護士と称して女と遊び、ギャンブル資金を稼ぎ、宇高連絡船では偽装自殺を図る等の大胆不敵な行動、、、 現実とは思えない犯行内容、逃避行に驚かされました… 本当にこんなことがあったなんて……。 その知能や判断力、行動力が別な方向で活かせたら、どんな活躍ができた人材だったのか… 残念でなりませんね。
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高度成長期の日本を震撼させた。連続殺人鬼、榎津巌。78日間の逃亡劇から、逮捕、裁判、死刑執行までの一人の殺人犯のノンフィクションノベル。 モデルは、西口彰事件。(昭和38、39年) こちらは改訂版で、当時30年ぶりに全面改訂され出版されたもの。 最初の殺人事件から、全国を転々とし...
高度成長期の日本を震撼させた。連続殺人鬼、榎津巌。78日間の逃亡劇から、逮捕、裁判、死刑執行までの一人の殺人犯のノンフィクションノベル。 モデルは、西口彰事件。(昭和38、39年) こちらは改訂版で、当時30年ぶりに全面改訂され出版されたもの。 最初の殺人事件から、全国を転々とし、その間、大学教授や弁護士などと偽り、各地で詐欺を働きながら逃亡生活を切り抜ける。 かなりの取材をされているのでしょう。詐欺の手法から、被害に遭った人達の人柄から生活まで、丁寧に時間を追いながら書かれている。 あくまで、事件そのものを追う。ノンフィクションということに重点を置いたためか、犯人の心情や行動動機などは、よくわからない。 犯人は、キリスト教カトリック信者であった。タイトルも新訳聖書ローマ人への手紙から取られている。 長い間、このタイトルからハードボイルド系の何かだと思っていたことがある。神のみぞ罪に審判を下せる的な意味だと思うけど、犯罪は法律で裁いて良いのではと思う。文章は読みやすいし流れもよくわかる。でも、直木賞はノンフィクションでない方が良いなあとも思った。
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