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激安なのに丸儲けできる価格のカラクリ 10円缶コーヒーでもなぜ利益が出せるのか?
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2009/11/02 |
JAN | 9784198628307 |
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激安なのに丸儲けできる価格のカラクリ
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商品レビュー
3.4
12件のお客様レビュー
世の中に溢れる様々な商品のコストの決まり方、激安やポイントなどの仕組みが分かりやすく解説されている。 商品にかかるコストは2つ ・固定費→人件費・家賃・減価償却費等、売上に関わらずかかるコスト ・変動費→材料・調理費等、売上に応じて比例的にかかるコスト 100円マックのうち4...
世の中に溢れる様々な商品のコストの決まり方、激安やポイントなどの仕組みが分かりやすく解説されている。 商品にかかるコストは2つ ・固定費→人件費・家賃・減価償却費等、売上に関わらずかかるコスト ・変動費→材料・調理費等、売上に応じて比例的にかかるコスト 100円マックのうち40円が販売費。 時給800円÷60分×3分=40円。として、販売費はそれぞれの商品に含まれているから、ポテトやジュースとセットで安くしても一度で販売出来る分、元が取れる。 相手がいくらまでなら下げることが出来るのかを知ると価格交渉において有利に立てる。 ディズニーは固定費を有効利用し、お客の滞在時間を延ばすことで商品、飲食の売り上げを伸ばすビジネスモデル。 ポイントの有効活用はもらったら常に使い切ること。ポイントは失効するし、利子もつかない。 使い放題→タダより高いものはない。分かりやすい入り口の料金だけ安価にしてそれ以外の料金体系を複雑にする。 他者に勧めたいほどの「絶対儲かる商品」であればなぜ自社で運用しないのだという健全な疑問を持とう!マンション経営^_^ 個人経営で勝つには ・競合にならないものを販売 ・付加価値を高める ・収入弱者の取るべき道 まずは固定費を減らし、質素な生活に努め、コツコツと仕事をして給料を得、余剰金が貯まった時にのみ投資せよ。お金を払うプロセスは買う・使う・廃棄するの3つ。無駄な出費を抑えるには漫然とせず、時折見直しが必要。
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家電量販店のポイントシステムは、店側からすると、リピートにつながるだけでなく、無利子で消費者からお金を借りている状態。運用することもできる。忘れて使わない人も出てくる。 固定費の高い飛行機などはポイントシステムとら相性が良い。 逆に変動費の高い飲食店などは要注意。 個店と大規模...
家電量販店のポイントシステムは、店側からすると、リピートにつながるだけでなく、無利子で消費者からお金を借りている状態。運用することもできる。忘れて使わない人も出てくる。 固定費の高い飛行機などはポイントシステムとら相性が良い。 逆に変動費の高い飲食店などは要注意。 個店と大規模チェーンは資金力の差がある。質や好みは抜きにして、どちらが勝つかを2分の1とした場合、大規模チェーンは3回勝負ができ、個店は3連勝しなければならない。3連勝の確率は8分の1、チェーンは8分の7勝てる。
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先日読んだ『牛丼いっぱいの儲けは9円―「利益」と「仕入れ」の仁義なき経済学』で、いわゆる仕入れ、購買について興味がわいたので、同じく坂口孝則氏の著書を手にとってみたのがこちら。 最近、バイヤー視点での著書が面白くてたまらないのです。 ==引用ここから== この本は、商品の値段の...
先日読んだ『牛丼いっぱいの儲けは9円―「利益」と「仕入れ」の仁義なき経済学』で、いわゆる仕入れ、購買について興味がわいたので、同じく坂口孝則氏の著書を手にとってみたのがこちら。 最近、バイヤー視点での著書が面白くてたまらないのです。 ==引用ここから== この本は、商品の値段の秘密や仕掛け、あるいは企業の利益構造をお伝えし、読者に世の中のカラクリを知っていただくことを目的としている。 ==引用ここまで== キーワードとしては、 ・価格差 ・固定費型ビジネス ・限界利益 ・サンクコスト ・ポイント制度 ・利益率 ・出店戦略 ・価格設定 ・費用構造 ・非原価主義 あたりでしょうか。平易に、ときに面白おかしく、真面目に解説します。(「サンクコスト」での回想録の叙情感が、あまりにも唐突過ぎて吹き出しそうになった。) お客の少ないスナックがどうして潰れないのか、とか。一般論としての裏事情を知ると、なるほどなぁと納得することしきり。コスト管理は奥が深いですね。 余談ですが、あとがきを読み進めるとき、自分の頭の中ではRCサクセションの『金もうけのために生れたんじゃないぜ』という曲がよぎり始めていたのですが、著者もまさしく同曲について触れたことに心底驚きました。そうそう。アルバム【初期のRCサクセション】には一緒に『この世は金さ』という曲も収録されていましたね。実に不思議な感覚でありました。
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