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騙し絵 創元推理文庫
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騙し絵 創元推理文庫

マルセル・F.ラントーム【著】, 平岡敦【訳】

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騙し絵 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2009/10/30
JAN 9784488271039

騙し絵

¥440

商品レビュー

4

6件のお客様レビュー

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2015/03/18

第二次世界大戦末期、捕虜となったミステリ・マニアが収容所で書き上げた作品という紹介に引かれて手にしました。ダイヤモンド「ケープタウンの星」が世界各国の警官の目の前で盗まれた。展示室は出入りが厳重に監視され、ダイヤが入った展示ケースに触った者もいない。さらにダイヤの持ち主となる予定...

第二次世界大戦末期、捕虜となったミステリ・マニアが収容所で書き上げた作品という紹介に引かれて手にしました。ダイヤモンド「ケープタウンの星」が世界各国の警官の目の前で盗まれた。展示室は出入りが厳重に監視され、ダイヤが入った展示ケースに触った者もいない。さらにダイヤの持ち主となる予定だった令嬢の婚約者の発明品が盗まれたり、誘拐事件が起きたり、ついには殺人事件まで、と内容は盛りだくさんです。 密室の謎の一部は「それはアリなの?」と思いましたが、ここまで大がかりな仕掛けになると感動。探偵がそのトリックに気づいたきっかけというのが実に些細なことだったので、なおさらスケールの大きさを感じます。「ケープタウンの星」が発見されてからの経緯は話としても面白いし、登場人物それぞれが魅力的でそれぞれの物語も読んでみたくなるくらい。若いカップルの結末はさすがフランス・ミステリ。一瞬「それでいいの?」と言いたくなりました。 この作品ができた背景を知らなくても楽しめますが、やはり収容所で書かれたと聞くと当時の著者の心情を考えてしまいます。人間の想像力ってすごい。

Posted by ブクログ

2014/06/17

語り口がキザなようで、しかしなぜか親しみがもてる。 サクサク読み進められる。 途中には読者への挑戦が挟まるが、事件の真相がエレガントかというと……評価が分かれるところ(笑) 個人的にはそういうところも含めて面白いと思わせてくれる本だった。

Posted by ブクログ

2012/09/14

ダイヤモンドのすり替え事件。 なかなか大胆なトリックで驚かされた。 そんなことあり得るのかなとも思ったりしてしまったけど。

Posted by ブクログ