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騙し絵 創元推理文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2009/10/30 |
| JAN | 9784488271039 |
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騙し絵
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商品レビュー
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フランスからオーストラリアまでわずか1時間で到達する飛行艇を作ったと謳う天才発明家、マクシム・アルデーブル。没落しつつある資産家の娘、アリーヌ・プイヤンジュ。二人の結婚披露パーティの最中、世界各国から派遣された警備員の監視の目をすり抜けて、プイヤンジュ家に伝わる巨大なダイヤモンド...
フランスからオーストラリアまでわずか1時間で到達する飛行艇を作ったと謳う天才発明家、マクシム・アルデーブル。没落しつつある資産家の娘、アリーヌ・プイヤンジュ。二人の結婚披露パーティの最中、世界各国から派遣された警備員の監視の目をすり抜けて、プイヤンジュ家に伝わる巨大なダイヤモンド「ケープタウンの星」が偽物にすり替えられるという事件が起こる。その後も不可解な飛行艇消失や誘拐事件が相次ぐ中、名探偵ボブ・スローマンの推理が冴え渡る。 ダイヤモンドの由来から語り始めるゆったりとした構成。ウィットに富んだキザな語り口。本筋に関係があるのかすら判然としない怪しげな発明。鏡を張り巡らせた部屋を有し、分厚い壁で分断された奇妙な館。ダイヤモンドすり替えトリックの独創的かつシュールな光景。 本格ミステリを読む醍醐味に満ちた秀作。 メイントリック以外のサブトリックが弱すぎるというか投げやりというか綱渡りすぎるきらいはあるものの、小説としてこれだけ面白ければ不満はない。 他作品は訳されていないようで残念。
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第二次世界大戦末期、捕虜となったミステリ・マニアが収容所で書き上げた作品という紹介に引かれて手にしました。ダイヤモンド「ケープタウンの星」が世界各国の警官の目の前で盗まれた。展示室は出入りが厳重に監視され、ダイヤが入った展示ケースに触った者もいない。さらにダイヤの持ち主となる予定...
第二次世界大戦末期、捕虜となったミステリ・マニアが収容所で書き上げた作品という紹介に引かれて手にしました。ダイヤモンド「ケープタウンの星」が世界各国の警官の目の前で盗まれた。展示室は出入りが厳重に監視され、ダイヤが入った展示ケースに触った者もいない。さらにダイヤの持ち主となる予定だった令嬢の婚約者の発明品が盗まれたり、誘拐事件が起きたり、ついには殺人事件まで、と内容は盛りだくさんです。 密室の謎の一部は「それはアリなの?」と思いましたが、ここまで大がかりな仕掛けになると感動。探偵がそのトリックに気づいたきっかけというのが実に些細なことだったので、なおさらスケールの大きさを感じます。「ケープタウンの星」が発見されてからの経緯は話としても面白いし、登場人物それぞれが魅力的でそれぞれの物語も読んでみたくなるくらい。若いカップルの結末はさすがフランス・ミステリ。一瞬「それでいいの?」と言いたくなりました。 この作品ができた背景を知らなくても楽しめますが、やはり収容所で書かれたと聞くと当時の著者の心情を考えてしまいます。人間の想像力ってすごい。
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語り口がキザなようで、しかしなぜか親しみがもてる。 サクサク読み進められる。 途中には読者への挑戦が挟まるが、事件の真相がエレガントかというと……評価が分かれるところ(笑) 個人的にはそういうところも含めて面白いと思わせてくれる本だった。
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