1,800円以上の注文で送料無料

卑弥呼と台与 倭国の女王たち 日本史リブレット人001
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

卑弥呼と台与 倭国の女王たち 日本史リブレット人001

仁藤敦史【著】

追加する に追加する

卑弥呼と台与 倭国の女王たち 日本史リブレット人001

定価 ¥880

440 定価より440円(50%)おトク

獲得ポイント4P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 山川出版社
発売年月日 2009/10/26
JAN 9784634548015

卑弥呼と台与

¥440

商品レビュー

2.5

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2017/01/21

そうかー。当時の魏が邪馬台国を優遇したのは、地政学的な意味があったわけだなーふむふむ。 などと、うなずきながら読める良書。この時代のものって推理小説的なアクロバティックな論理飛躍も必要っぽくて、そういった意味でもおもしろい。

Posted by ブクログ

2014/07/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

もっと卑弥呼と台与のことを直接的に書いてあるのかと思ってた。魏志倭人伝のことが多くてちょっと小難しい。  題材が人なんだからもっと卑弥呼と台与の事を書いてほしい。けれど、そんなに書けるほど史料がたくさんあるわけでもないのだろう。しょうがない。 ___ p68  鬼道による統治  従来の統治者は軍事力による征服をしていたはず。それには多大な軍事力維持コストがかかり、国同士の共倒れになりかねない。これを対する新しい統治の手段として「鬼道」を用いたのが卑弥呼であり、その凄さである。 p70  魏が倭国を待遇したわけ  魏の国があったのは、魏・呉・蜀の三国時代。倭国は中国の南方にあり、魏から見て、呉の背後にある国である。当時の地理感だからこその、呉を挟み込む戦略のための国交だったのである。 p72  鉄資源の安定確保  当時は日本では鉄資源はほとんど採掘されず、朝鮮半島などから持ち込まれていた。豪族の争いも大陸からの鉄資源供給を争奪する面もあった。卑弥呼の倭国統一と魏との国交は鉄資源の安定供給を可能にしたという点でも、戦乱の終結の一因になった。 p80  卑弥呼の弟  卑弥呼は政治と祭事の両方を主導していた。そこには補助役として男弟が加わっていた。 p83  古墳の意義  卑弥呼の時代にはまだ古墳はたてられていない。偉大な統治者の功罪というのは、その死後、社会が過去の栄光に囚われ良い指導者を持ちえない点にある。  卑弥呼も一代で素晴らしい統治を見せた。しかし、後世まで続く安定した社会制度を作るには至らず、完全にその威光でのみ世を治めたといっていい。そのためか、その後を継いだ男王は振るわず世の中は混乱し、台与の時代まで安定しなかった。  その後の大和王権に登場する古墳群は、王の死後もその威光を政治に反映させる仕組みとして存在するとみられる。古墳によって長期の社会の安定は作り出されていたのである。また、これがあるから怨霊信仰というものもあるのかなと思う。 p86  大和王権への展望  古墳時代への展望がかかれているよ。 _____

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品