- 中古
- 書籍
- 文庫
隣り妻の誘惑 二見文庫
定価 ¥660
495円 定価より165円(25%)おトク
獲得ポイント4P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 二見書房 |
発売年月日 | 2009/10/25 |
JAN | 9784576091594 |
- 書籍
- 文庫
隣り妻の誘惑
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
隣り妻の誘惑
¥495
在庫なし
商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
隣とその隣の家族に翻弄される主人公
コの字型に配置された3件の一戸建て家屋……その中庭を主な舞台とした淫靡な物語である。その家屋を仮にA・B・Cとすれば、Aに住む41歳の主人公に対してBに住む人妻(20代後半)とその夫の妹(義妹、23歳)がヒロインとなり、Cに住む男も絡んでくる複雑な関係。男3人に女2人という構成だ...
コの字型に配置された3件の一戸建て家屋……その中庭を主な舞台とした淫靡な物語である。その家屋を仮にA・B・Cとすれば、Aに住む41歳の主人公に対してBに住む人妻(20代後半)とその夫の妹(義妹、23歳)がヒロインとなり、Cに住む男も絡んでくる複雑な関係。男3人に女2人という構成だが、本来は蚊帳の外である主人公が次第に巻き込まれていく展開であり、残り4人の関係性に妙味を持たせているのが特徴と言えよう。終わってみれば人騒がせな顛末なのだが、主人公の妻が不在時の「事件」であることも併せた秘め事チックなテイストが退廃的ないやらしさを漂わせている作品でもある。 二見文庫の橘作品らしいシリアスさが若干の謎解きを含んで展開するのは読み応えがあり、良好なシチュエーションと淫猥さが宿った官能描写も申し分無し。そもそも2人のヒロインそれぞれが抱える「表と裏」が官能の根幹を成しており、話が進むに連れて交姦の寝取り・寝取られも見られるのだが、これにも意味があるものとなっている。巻き込まれながらも傍観者として狂言回しの役をも担っている主人公が図らずも炙り出す登場人物達の生い立ちは禁忌で淫らに爛れていながらも哀しい。
DSK