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絵本と私
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 福音館書店 |
発売年月日 | 1996/09/21 |
JAN | 9784834011821 |
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絵本と私
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商品レビュー
4.3
13件のお客様レビュー
中川李枝子さんのエッセイですね。 中川李枝子さん(1935ー2024、北海道生まれ)児童文学作家、作詞家。 先月亡くなられた、中川李枝子さんですが、私はまだ中川李枝子さんの絵本を読んだことがありません。 お名前は良く目にしますので、ぞんじていましたが、突然の訃報に、暗然としま...
中川李枝子さんのエッセイですね。 中川李枝子さん(1935ー2024、北海道生まれ)児童文学作家、作詞家。 先月亡くなられた、中川李枝子さんですが、私はまだ中川李枝子さんの絵本を読んだことがありません。 お名前は良く目にしますので、ぞんじていましたが、突然の訃報に、暗然としました。これから読んでみたいなと思っていた矢先でした。 「いやいやえん」でデビューされて、数々の名作を産み出されて、絵本のお母さん的な存在ではないかなと思っていました。 メメさんの本棚登録でこの本を紹介されているのを見て、中川李枝子さんを知る最良の本のような気がして、読んでみました。想いは当たっていたようにおもいます。メメさん、ありがとうございます。 1993年から2年間、北海道新聞の日曜版に、連載されていた同じ題名のエッセイを、もとにされた作品です。1996年発行です。 「毎回、私は故郷北海道のお茶の間に座っているつもりで、肩肘張らず、のんびりと、好きな絵本を一冊ずつ取り上げては、その絵本にまつわる忘れられない思い出や、エピソードを語らせてもらいました。」と綴られています。 101冊の絵本を、挿絵・一ページ、エッセイ・一ページの向かい合わせで、楽しめます。 装丁は、ご主人の中川宗弥さん(画家)が手掛けられています。 保育園の保母として、小さな子どもたちと接せられた経験と、母としてお子さんと過ごされた想い、ご自身の子供の頃の思い出、絵本との出会い、人々とのふれあい、どれをとっても、絵本と接する喜びにあふれています。 絵本と子供を愛された、心が温まる、エッセイですね。
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訃報をきいて、追悼読書するべく買ってきた。 28年も前にこんな本が出ていたことに気がついてなかった。 96年といえば⋯ちょうど日本にいなかったからか。 元は北海道新聞の日曜版に1993年から2年間連載したエッセイ。 見開きの左のページには絵本の一場面(選定・構成は夫の中川宗弥に...
訃報をきいて、追悼読書するべく買ってきた。 28年も前にこんな本が出ていたことに気がついてなかった。 96年といえば⋯ちょうど日本にいなかったからか。 元は北海道新聞の日曜版に1993年から2年間連載したエッセイ。 見開きの左のページには絵本の一場面(選定・構成は夫の中川宗弥によるとのこと)、右のページに文章、という形で好きな絵本から101冊(自著も含む)をとりあげ、作品にまつわる忘れがたい思い出やエピソードを語ったもの。
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『絵本と私』 中川李枝子 中川李枝子さんは、数多くの温もりのあるワクワクする絵本を、長年たくさんの子どもたちに届けてくださいました。私も「ぐりとぐら」や「そらいろのたね」が大好きでしたし、今でも次のワクワクを求めなが、本を読んでいるようなところがあります。 この『絵本と私』で...
『絵本と私』 中川李枝子 中川李枝子さんは、数多くの温もりのあるワクワクする絵本を、長年たくさんの子どもたちに届けてくださいました。私も「ぐりとぐら」や「そらいろのたね」が大好きでしたし、今でも次のワクワクを求めなが、本を読んでいるようなところがあります。 この『絵本と私』では、国内外問わず、中川李枝子さんが選ばれた絵本が、ご自身の体験や思い出を重ねるように一冊一冊紹介されています。エッセイ仕立てとでもいいましょうか。 全部で101冊。どの絵本もとてもいい絵本ばかりです。そして、ご紹介文にあるエピソードは楽くもあり、時には親への教訓もあります。 この本を初めて手に取った時、他の本でも紹介されていた『ありこのおつかい』(石井桃子 作/中川宗谷 絵)を読んでみたくなりました。こちらのエピソードでは「ホウセンカ・ホテルの支配人」として紹介されているカマキリ。図書館でお借りした絵本では、アリのありこが、おつかいの途中でカマキリに食べられるという大変なことになっていました。衝撃ですが、マトリョーシカ状態で次々食べられていく展開の面白さと柔らかな絵がいいんですよね。 他にも「てぶくろ」や「ちいさいおうち」などなど、お馴染みの絵本もたくさん紹介されています。 中川李枝子さんの101冊分の思い出と、よい絵本と出会える素敵な一冊です。 そして、あとがきより。 「『絵本と私』は、北海道新聞の日曜版に、1993年から2年間連載した同じ題名のエッセイを、もとにしたものです。毎回、私は故郷北海道のお茶の間に座っているつもりで、肩肘張らず、のんびりと、好きな絵本を一冊ずつ取り上げては、その絵本にまつわる忘れられない思い出や、エピソードを語らせてもらいました。」とあります。 続けて、この本の構成を手がけられた中川宗谷さんからのメッセージが書き添えられています。 「絵の表現でも文章の表現でも、そこにあるものが生きているようにかかれるのではなく、 “生きていなければならない“のです。 つくりごとであったら、子どもは絵本のなかで喜んだり、恐れたり、悲しんだり、楽しんだりすることができません。それから、きたならしく、みにくく、まずしく、あわれな、そういう絵本のなかに子どもを連れ込んではならないと思います。」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 中川李枝子さんが届けてくださったたくさんの作品たちは、(「ぐりとぐらシリーズ」、「たんたのたんけんシリーズ」、「(子どもとお母さんのおはなし)シリーズ』も「たからさがし」も。他にも沢山ありすぎます。涙)これからも私たちの心に生き続けます。 たくさんの感謝を込めまして、心よりお礼申し上げますとともに、ご冥福をお祈りいたします。
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