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年をとったワニの話
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 福音館書店 |
発売年月日 | 1986/01/01 |
JAN | 9784834005035 |
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商品レビュー
4
8件のお客様レビュー
『年を歴た鰐の話』名義での山本夏彦翻訳verを読んで、めちゃんこクセになったので。 2本はそちらで既読。 「メンドリとアヒルの話」やっぱり超バッドエンドだ!!!!!!怖!!!!!!!!!これこれ…、このヤな奴も、よう分からんやつも、まとまっておっ死んじまうEND…。ショヴォー節...
『年を歴た鰐の話』名義での山本夏彦翻訳verを読んで、めちゃんこクセになったので。 2本はそちらで既読。 「メンドリとアヒルの話」やっぱり超バッドエンドだ!!!!!!怖!!!!!!!!!これこれ…、このヤな奴も、よう分からんやつも、まとまっておっ死んじまうEND…。ショヴォー節だ…。 「おとなしいカメの話」…まさかリスとカメのラブロマンス始まると思わないじゃないですか…(動揺) 昔はカメって足が速くて、クマってしっぽが長くてふさふさで…みたいなの、好きすき。 しかしこれはある意味ハッピーエンド…なのか…??? しかしたくさんの子宝…………?????????????(困惑)
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◆訳:出口裕弘「ノコギリザメとトンカチザメの話」「メンドリとアヒルの話」「おとなしいカメの話」3篇も収録。◆次男と図書館で出会った本。お話の定石を打ち破り黒い方へ黒い方へと転がる物語に皆で夢中になりました。黒くてナンセンス、なのに・だからこそ?笑いの中に寂しさを感じる読後感。◆福...
◆訳:出口裕弘「ノコギリザメとトンカチザメの話」「メンドリとアヒルの話」「おとなしいカメの話」3篇も収録。◆次男と図書館で出会った本。お話の定石を打ち破り黒い方へ黒い方へと転がる物語に皆で夢中になりました。黒くてナンセンス、なのに・だからこそ?笑いの中に寂しさを感じる読後感。◆福音館文庫に収録されていますが、堀内誠一が装丁した横長単行本の味わいは代えがたく個人的にはこちらがおすすめ。◆文芸春秋社『年を歴た鰐の話』(訳:山本夏彦)もありますが、こちらは言葉遣い・仮名遣いが少し大人向き。児童書としては福音館の方がおすすめかと。【2013/08/17】
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へのへのもへじ文庫で借りてきた福音館文庫の『子どもを食べる大きな木の話』をよくよく見ると、"ショヴォー氏とルノー君のお話集"の2巻だったので、せっかくだから1巻から読んでみようと図書館へリクエストすると、思いがけず、でかい本がきた(図書館の書誌情報によると20...
へのへのもへじ文庫で借りてきた福音館文庫の『子どもを食べる大きな木の話』をよくよく見ると、"ショヴォー氏とルノー君のお話集"の2巻だったので、せっかくだから1巻から読んでみようと図書館へリクエストすると、思いがけず、でかい本がきた(図書館の書誌情報によると20×27cm)。 予約棚から出てきた本は、横長にでっかいハードカバーで、福音館文庫の2巻を見ていただけに「えっ?」と思ってしまった。あいにく、小さい文庫版は図書館にはないそうで、そのでっかい本(けっこう重い)を借りて帰って読む。 「ショヴォー氏とルノー君のお話」の作者は、ショヴォー。これは、ショヴォー氏が、息子のひとり・ルノー君に語りきかせたお話で、その父と子のやりとりもおもしろい。父ちゃんは、ルノー君にけっこうくさされている。「パパの話って、ばかみたいなときがいちばんおもしろい」などと。 せがまれて、ショヴォー氏が語った話がこれまた奇天烈なおかしさで、ハッピーエンドなんかには絶対ならず、登場するノコギリザメやトンカチザメはひどいことばっかりするし、表題作のじじいのワニは腹が減ったからと孫を喰ってしまうし(それでワニ仲間から追われる)、流れ流れて出会ったタコと愛しあいながら、そのタコの足がうまそうなのでやはりこのじじいワニはタコの足を喰いつくしてしまって呆然としたり。 ついている絵も怪しく、いったいこれは誰の絵や?と思ったら、作者のレオポルド・ショヴォーが描いたイラストなのだった。 このワニの話、古くは昭和17年初版という山本夏彦訳があるそうで(これは再版されている)、ほかにも福音館文庫版や、ショヴォーではない人の挿絵がついたものなど、いろんな版があるようだ。 福音館文庫版 『年をとったワニの話―ショヴォー氏とルノー君のお話集1』 文藝春秋 復刻版(山本夏彦訳、昭和22年版の再版) 『年を歴た鰐の話』 プチグラパブリッシング版(出口裕弘の原訳をもとに、山村浩二の文と絵) 『THE OLD CROCODILE―年をとった鰐』 文遊社版(挿絵はピエール・ボナール、訳は高丘由宇) 『いつまでも、鰐』 (10/1了)
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