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新宿遊牧民
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2009/10/08 |
JAN | 9784062157742 |
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商品レビュー
3.9
10件のお客様レビュー
久しぶりに読んだシーナ本。 久しぶりに「ああ、読み終えるのが惜しい」と思いながら最後までイッキに読んでしまえる疾走感に近い読書の楽しさを満喫させてもらった。そう、これぞシーナ本の何よりの魅力なのだ。 気が付けば、彼も来年で80歳。そう考えると、オレらにとっては「アニキ」と呼ぶより...
久しぶりに読んだシーナ本。 久しぶりに「ああ、読み終えるのが惜しい」と思いながら最後までイッキに読んでしまえる疾走感に近い読書の楽しさを満喫させてもらった。そう、これぞシーナ本の何よりの魅力なのだ。 気が付けば、彼も来年で80歳。そう考えると、オレらにとっては「アニキ」と呼ぶより「親」に近い年代・世代の著者なのだが、読書を通じて感じられる距離感は、やはり「バンカラなアニキ」であり「破天荒だが愛すべきセンパイ」なのだ。 そしてまたこの語り口。一人称は「オレ」。そして思わず口に出したくなる(誉め言葉として)「ガキじみた」オノマトペの数々。「ぐんぐん」「じわじわ」「がしがし」等々。読みながら思わず声を出して爆笑すること数え切れず。 そしてつくづく思うのだ。羨ましいなあ!!!と。 物語の主人公に、ではなく、著者そのものにここまで憧れ、羨望、共感を抱かせる作者をぼくは他に知らない。その著作の9割方読んできたと自負するが、今となっては、彼の新作を読むより、過去の「名作」を再度読み直してみたい。その筆頭はやはり、本作の源流とも云える「哀愁の町に霧が降るのだ」を措いて他にはあるまい。 本作も、再読に備え、間違っても「ブックオフ行き」段ボールには間違っても片づけたりはしないのだ。
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久しぶりに椎名さんの本を読んだ。 あまり残らなかったが、日頃のウサが晴れた気がした。 なかなか縁遠くなったが、モンゴルなどでの生活を夢見つつ、現実世界を楽しみたいと思いました。
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タイトルに惹かれて読んだ本。 椎名誠と仲間たちが、新宿のど真ん中にゲル(遊牧民の移動式住居)を建てるお話。それに関わった人たち(居酒屋店主、編集者、カメラマン、小説家、漁師等々)と著者の半生を辿る、大河小説ならぬ“小川いっぱい”小説。 人生楽しそうすぎて、読んでて気持ちがいい...
タイトルに惹かれて読んだ本。 椎名誠と仲間たちが、新宿のど真ん中にゲル(遊牧民の移動式住居)を建てるお話。それに関わった人たち(居酒屋店主、編集者、カメラマン、小説家、漁師等々)と著者の半生を辿る、大河小説ならぬ“小川いっぱい”小説。 人生楽しそうすぎて、読んでて気持ちがいい。 酒飲んで、旅に出て、美味しいもの食べて、仲間とバカやって、アウトドアやって、映画撮って、その全てが仕事になるってすごいわ。
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