季刊 前夜 第1期 7

哲学・心理学・宗教

• 販売会社／発売会社: 影書房
• 発売年月日: 2006/04/06
• JAN: 9784877143480

商品レビュー

2012/02/17

特集　国家の変貌

前夜のことば　かえりみて羞恥の感なきを……　高橋哲哉
〔詩・再録〕「ある一行」「六月」　茨木のり子
特集〈国家の変貌〉にあたって　菊池恵介
〔対談〕国家と対峙する宗教は可能か　阿満利麿　高橋哲哉
書評『国家は宗教を超えられるか』阿満利麿著　安藤真樹子
オウム真理教という鏡　消費社会の転換と宗教動員　中西新太郎
〔写真〕水俣・明神海岸　塩田武史撮影　小池征人選・解題
〔対談〕グローバリズムと国家の変容　萱野稔人　三宅芳夫
労働者の横断的連帯を夢見て――上野英信と追われゆく坑夫たち　水溜真由美
〔写真〕筑豊炭坑ガス爆発　本橋成一撮影　水溜真由美選・解題
「暴徒」とは誰か？　森千香子
〔写真〕枝川町成人学校　道岸勝一撮影　鄭栄桓選・解題
７０年代の抵抗文化が残したもの――在日朝鮮人社会運動史一断章、コミュニティの経験から　李恩子
再読・三読（７）　「同化志向と事大主義」　新川明（屋嘉比収選・解題）
〔写真〕皇太子訪沖「ひめゆりの塔」事件　沖縄タイムス写真　新川明選・解題
〔座談会〕「君が代」伴奏を拒否するということ　福岡陽子　佐藤美和子　池田幹子　三宅晶子
俗情の再生産——村上龍『半島を出よ』の「想像力」　高和政
儀礼としての特攻映画——『男たちの大和／YAMATO』の場合　中村秀之
〔写真〕安全点検をする国鉄労働者　高岩仁撮影・解題
〔インタビュー〕国鉄闘争と労働運動の未来——新自由主義に対抗する自立と連帯　赤峰正俊　大内裕和
解説　国鉄闘争とは何か　大内裕和
書評『反「構造改革」』後藤道夫著　大田英昭
書評『ブランドなんか、いらない』ナオミ・クライン著　木下ちがや
書評『オルター・グローバリゼーション宣言』スーザン・ジョ—ジ著　コリン・コバヤシ
書評『国際分業と女性』マリア・ミース著　金友子
写真展「VIETNAM　ベトナム　そこは、戦場だった。」　中野英世
「構造改革」と自己責任　中西新太郎
四十年ぶりに「鴉の死」を読んで　金石範
ドキュメンタリー・カメラの背後（６）「自由」はどこにあるか　ボジダル・ジュキッチ　鎌倉英也
世界の文化運動から（６）ベルリンの書店・出版社・映像製作所b_books　梶村昌世
前夜リレーエッセイ（７）演劇塾を始めて　渡辺えり子
今日の音楽を聴く（５）林光の音楽３　池田逸子
〔インタビュー〕分断を超えた〈生〉を映しだす　映画『送還日記』　監督　金東元（聞き手・訳　鄭栄桓）
「良民の論理」の現在　鄭栄桓
『送還』の金東元監督を羨むある歴史学者より　韓洪九（藤井たけし訳）
近現代を生きた朝鮮の女性たち（７）妓生（キーセン）をめぐる言説空間と植民地主義　宋連玉
台湾史をめぐる旅（６）布施辰治と簡吉　駒込武
東北アジア「歴史を逆なでする」博物館（７）許そう、しかし、忘れない――堤岩里３・１運動殉国記念館　君塚仁彦
カメラマン中野英世の１シーン、１カット（７）『島クトゥバで語る戦世　100人の記憶』　中野英世
戦争の時代と芸術家（５）オットー・ディックス５　徐京植
〔小説〕趙南棟　第二章その２　趙爾平　陳映真（丸川哲史、橋本恭子訳）
〔小説〕眼の奥の森７　目取真俊
書評『番組はなぜ改ざんされたか』メディアの危機を訴える市民ヘットワーク編　板垣竜太
書評『マンガ　嫌韓流』山野車輪著　山口正紀
前夜ブックガイド「「戦後」再考（２）　60～70年代」
前夜映像ガイド「国家・資本とたたかう」
〔前夜の記録〕印刷博物館・活版印刷ワークショップ／ルート181 in 関西
〔口絵〕ジョージ・グロッス「社会の柱石」
〔口絵〕ベトナム　そこは、戦場だった。　中野英世選・解題
植民地主義のイコン（６）洋画家金鐘泰とモデル　金惠信
前夜の言葉（７）茨木のり子