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いっしん虎徹 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2009/10/08 |
JAN | 9784167735029 |
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商品レビュー
4.1
27件のお客様レビュー
実在の人物 刀鍛冶の虎徹の一生を描いた物語 恥ずかしながら、虎徹という人が実在とは巻末資料を読むまで知りませんでした(笑) 本書では製鉄、さらに刀の作り方が学べます(笑) ストーリとしては 越前で、甲冑鍛冶だった長曽祢興里は重病の妻ゆきと一緒に江戸にあがり、刀鍛冶を目指します。...
実在の人物 刀鍛冶の虎徹の一生を描いた物語 恥ずかしながら、虎徹という人が実在とは巻末資料を読むまで知りませんでした(笑) 本書では製鉄、さらに刀の作り方が学べます(笑) ストーリとしては 越前で、甲冑鍛冶だった長曽祢興里は重病の妻ゆきと一緒に江戸にあがり、刀鍛冶を目指します。 自分の作った兜をたたき切る刀を作るために。 折れない刀、切れる刀を作ろうと、鉄を知り尽くした興里は、自らが一番の刀が作れるはずと打ち込みますが、その鼻っ面は見事におられてしまいます。 しかし、刀を作るということに対して真摯に向き合う姿、プロとしての矜持を感じます。 様々な試練の中、刀を作ることをあきらめず、刀に向き合う姿は熱くなります。 一方で、妻ゆきへの暖かい想い。さらにゆきの興里への想いが刺さります。 そして、刀を鍛えることで自らを鍛え、刀鍛冶として、人間として成長していきます。 虎徹と銘うった刀 その刀を作るまでの執念、常に上を目指す考え方、工夫と技術。あきらめない心、己の道を究め、貫いた男の生涯の物語でした。 ぐっときた。格好いい お勧めです
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いい仕事をするには、 "志を高く持ち決して満足せぬこと。自分をごまかさず精進すれば必ずたどり着ける。それを信じること。" "自分で考えず、人の話を鵜呑みにする連中が世の中には多い" ↓ 自分にできることは ・常に目標を高く設定しておご...
いい仕事をするには、 "志を高く持ち決して満足せぬこと。自分をごまかさず精進すれば必ずたどり着ける。それを信じること。" "自分で考えず、人の話を鵜呑みにする連中が世の中には多い" ↓ 自分にできることは ・常に目標を高く設定しておごり高ぶらないこと ・何事も自分で経験し肌で感じること ・支えてくれる家族を大切にする
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
長曾根興里、後の虎徹だ。元は甲冑鍛冶であったが、関が原の後は平和な時代になり、甲冑はもはや甲冑入れの肥やしになるだけでり、虎徹はそれがいやだった。江戸で天下の名刀を打つ。それだけを心に決め、出雲や備前の鍛冶屋に弟子入りするなどして、自分の求める刀を明確にし、江戸で自分の鍛冶場をこしらえた。 本書では、虎徹の妻、ゆきと虎徹の相手を思いやるくだりが非常によい。ほろっとくるような、微妙なゆきの言動がよい。 良い仕事をするには、なによりも、志を高く持つことだ。志を高く持ち、決して満足せぬことだ。自分を誤魔化さず精進すれば、いつかはかならずそこにたどり着ける。それを信じることだ。 刀は人をあやめる道具だ。しかし、ただ、殺めるだけではない。刀を手にした男はまず、刀を見つめ、そして考える。刀は斬る前に考えるための道具だ。死と生。刀は死生の哲理を極める道具だ。殺すべきか、生かすべきか。死ぬべきか、生きるべきか。さらに言えば、人はなぜ生き、なぜ死ぬのか。刀を手にしたものは必ず死と生を考えるのだ。 ただ斬るだけなら美しい姿など必要ない。実際に人の生き死にを司る道具だから、姿にも刃文にも、気品が必要なのだ。尊厳が必要なのだ。
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