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「坂の上の雲」と日本人 文春文庫
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「坂の上の雲」と日本人 文春文庫

関川夏央【著】

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「坂の上の雲」と日本人 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2009/10/08
JAN 9784167519124

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商品レビュー

4

14件のお客様レビュー

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2022/12/17

 『坂の上の雲』の副読本に手を出す気持ちで手を出した自分が甘かった。『坂の上〜』をめぐる当時から後世の言説を俯瞰するような内容であり、戦費その他のデータも補完されている。  若手編集者へのレクチャーをもとにしたせいか「ですます」体になっている。「だ、である」体の引用文が多いのでこ...

 『坂の上の雲』の副読本に手を出す気持ちで手を出した自分が甘かった。『坂の上〜』をめぐる当時から後世の言説を俯瞰するような内容であり、戦費その他のデータも補完されている。  若手編集者へのレクチャーをもとにしたせいか「ですます」体になっている。「だ、である」体の引用文が多いのでこれは正解だった。  『坂の上の雲』を読み通したのはずいぶん前だ。陸戦より海戦の方が面白いので、そちらを先に読んでしまった。これがフィクションなら正岡子規をもう少し生かせておくのだろうとも思った。

Posted by ブクログ

2020/01/29

司馬遼太郎の「坂の上の雲」を様々な視点で評論。 単なる日露戦争(奉天会戦・日本海海戦等)の解説に留まらず、戦争を取り巻く人間社会本質を坂の上の雲というフィルターを通して説いている。 特に、愚将と評されることの多い乃木大将については、司馬遼太郎の評価と一定の距離を保ちつつ持論を展開...

司馬遼太郎の「坂の上の雲」を様々な視点で評論。 単なる日露戦争(奉天会戦・日本海海戦等)の解説に留まらず、戦争を取り巻く人間社会本質を坂の上の雲というフィルターを通して説いている。 特に、愚将と評されることの多い乃木大将については、司馬遼太郎の評価と一定の距離を保ちつつ持論を展開しているところが面白い。 改めて坂の上の雲という作品の魅力を感じることができる一冊。

Posted by ブクログ

2019/01/11

『坂の上の雲』を題材とした評論 12年くらい前に読んだきりで 児玉源太郎くらいしか(名前的に)覚えておらず むしろ江川達也『日露戦争物語』が絵的印象 まず「政治と文学の分かれ」の項が面白かった 「政治」からの軽視も確かにそうだし 「文学」でも政治をばかにしているというのは当たって...

『坂の上の雲』を題材とした評論 12年くらい前に読んだきりで 児玉源太郎くらいしか(名前的に)覚えておらず むしろ江川達也『日露戦争物語』が絵的印象 まず「政治と文学の分かれ」の項が面白かった 「政治」からの軽視も確かにそうだし 「文学」でも政治をばかにしているというのは当たっていると思う 日本以外ではどうなのか知らないが それが「大衆」に向けた「文学」という現在の本流だ 次に末尾の「冷戦構造下的あなた頼みのセンスで生きている」という疑いもその通り けれどそれが「大衆」だ 日比谷焼打ちもブログの炎上も起こる場所が違うだけで そこに参加する人々の在り方は同じ 現代ならぬ現在の大衆が政治参加も やはり40年前、80年前、120年前と変わらぬその場のムードであり それを作るのはごく一部の「あなた頼み」への 疑いと反骨と巡り合わせでしかない

Posted by ブクログ

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