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青に候 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2009/09/28 |
JAN | 9784101345239 |
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青に候
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青に候
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商品レビュー
3.8
7件のお客様レビュー
前半は、長々していたが、後半になって俄然面白くなる。 幕末を背景とした、小説は数多く、司馬遼太郎や藤沢周平の歴史観でしか 考えた事が無かったが、志水辰夫を知って目が覚めた。 「藩主なんてものはな。頭にかぶる菅笠とおんなじなんだ。・・・・・ 使い勝手が悪かったりしたら、ほかの笠と取...
前半は、長々していたが、後半になって俄然面白くなる。 幕末を背景とした、小説は数多く、司馬遼太郎や藤沢周平の歴史観でしか 考えた事が無かったが、志水辰夫を知って目が覚めた。 「藩主なんてものはな。頭にかぶる菅笠とおんなじなんだ。・・・・・ 使い勝手が悪かったりしたら、ほかの笠と取り替えればいいんだ。・・・・・」 名君とは? 目が覚めました。 ますます、ファンになりました。
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まる山代家の騒動はいまだ治まる気配を見せない。殿の愛妾となった幼なじみ、行方をくらました元藩士、朋輩の美しき妹、忍び寄る影。佐平は、己の進むべき道を見つけることができるのか。若々しい熱気と円熟した情感をたたえた、志水辰夫の新たなる代表作。
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久しぶりに志水作品を読んだ。 ここのところ、昔のハードボイルド調が薄れて、普通の小説な印象があったのだが、本作品は違った。昔の志水調が強く感じられて、とても良かったのだ。主人公の妙な矜持というかやせ我慢というか、それでいてつい自分に正直になってしまったりとか、年取っているよう...
久しぶりに志水作品を読んだ。 ここのところ、昔のハードボイルド調が薄れて、普通の小説な印象があったのだが、本作品は違った。昔の志水調が強く感じられて、とても良かったのだ。主人公の妙な矜持というかやせ我慢というか、それでいてつい自分に正直になってしまったりとか、年取っているようで若い感じがしたりとか。あまりまとまりがないが、ちょっと男心をくすぐられる感じが昔の作品を思い起こさせてくれました。
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