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高島鎮雄【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 三樹書房
発売年月日 2009/09/30
JAN 9784895225366

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2013/02/19

つい先ごろ読んだ『カタログで見る日本車なつかし物語』の続編。トヨタ・センチュリー、ニッケン・コンスタック号、ヂャイアント・トレーラー、ブルーバード・ファンシーデラックス、いすゞベレル・ディーゼル、日野ブルーリボン・バス、ダイハツ・ずい道専用車……といった具合に、珍しい乗用車と振り...

つい先ごろ読んだ『カタログで見る日本車なつかし物語』の続編。トヨタ・センチュリー、ニッケン・コンスタック号、ヂャイアント・トレーラー、ブルーバード・ファンシーデラックス、いすゞベレル・ディーゼル、日野ブルーリボン・バス、ダイハツ・ずい道専用車……といった具合に、珍しい乗用車と振り返られることすらまれな商用車や特装車たち。こうした車に出会えるという点で本書は貴重。 相変わらずのご隠居と熊さんの掛け合いでうんちくが語られる。『なつかし』のときはそれがかなりハナについたのだけど、慣れたのかな? そんなに気にならなかった。それどころか、次のような一説にはちょっと感動した。 「メジャーな乗用車なら誰だって知っているし、古い自動車雑誌をひっくり返せばその姿を見ることができる。運のよいクルマなら博物館に収蔵されて、半永久的に保存されることすらある。~中略~ ところが商用車となれば、言葉は悪いがいわば使い捨てだから、その役目が終われば、人々の記憶からあっという間に消えてゆく。~中略~ 戦争に敗れて荒廃したこの国を建て直し、さらにスタートラインに押し立てたのはそうした商用車たちだったのだから……。そして戦争までのこの国では、ほんのひと握りの人しか知らなかった「クルマのある生活の喜び」を、一般大衆にも教え、人々の生活を便利に、豊かに、楽しくしたのも、実はそうした商用車だったのだよ。」 確かに昭和30年代の日活映画なんか見ると、店の名前が書かれたライトバンで若者たちがたまの休みのレジャーに繰り出していたりする。本書に載っているカタログにもそんなシーンが描かれている。今となっては、発展の途上にあるとても幸せな時代の光景に見えてくる。そして、人々とともに車たちもとても元気。夢と技術を賭して意欲的で面白い成り立ちの車がたくさんあった。しかし、それも本書でいうとスズキアルトくらいまでだろうか。新しいものだと、ダイハツ・ミラ・ミチートだとかトヨタ・クラウン・ブライダルカーなんてものまで載っているのだが、ここらへんになるともう小手先の技って感じだし。その後、今の車は本当にOEMばかりでつまらなくなってしまった。まあ、そうやってただの道具になるというのが、車文化の成熟が行き着く場所ということなのかもしれない。

Posted by ブクログ

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