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僕の通学路には四人のお姉さんがいる フランス書院文庫
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僕の通学路には四人のお姉さんがいる フランス書院文庫

鏡龍樹【著】

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僕の通学路には四人のお姉さんがいる フランス書院文庫

定価 ¥764

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 フランス書院
発売年月日 2009/09/26
JAN 9784829616680

僕の通学路には四人のお姉さんがいる

¥385

商品レビュー

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2009/11/30

前作に続くオムニバス形式だが結末に至る展開に一捻りアリ

4人のヒロインのうち2人は実姉と隣の大学生なので厳密にはタイトルのような通学路にいる人ではない。また、電車痴漢モノをイメージするかもしれないが、実際にはほとんどない。残り2人のヒロインは主人公(16歳)の通う高校の音楽の先生と実姉の親友で鉄道警備隊の捜査官である。なお、実姉の職業...

4人のヒロインのうち2人は実姉と隣の大学生なので厳密にはタイトルのような通学路にいる人ではない。また、電車痴漢モノをイメージするかもしれないが、実際にはほとんどない。残り2人のヒロインは主人公(16歳)の通う高校の音楽の先生と実姉の親友で鉄道警備隊の捜査官である。なお、実姉の職業(看護師)は全く活用されていない。基本的には前作『僕が溺れた女-五つのインモラル』および『僕と最高のお姉さん-六つの贈りもの』に見られるオムニバス形式である。隣の大学生 → 捜査官 → 先生 → 実姉の順で関係を結んでいく流れで、主人公の設定や最後が実姉という点から『僕と最高のお姉さん』に近いテイストと言えるかもしれない。実姉に内緒で隣の部屋に忍び込んだり、通学中の車内で戯れてから駅のトイレで交わったり、放課後の音楽教室だったり、自宅の風呂場からベッドだったりと、各ヒロインの生活(職場)環境に沿ったシチュエーションで情交を重ねる演出はさすがなのだが、せっかく実姉が看護師なのだから病院へ赴いてのプレイがあればもっと良かったかも。そして、本作ではストーリー展開において大きく異なるポイントがある。先述の2作ではヒロインが入れ替わるようにチェンジしていったのだが本作では積み重ねである。前のヒロインとの関係を残したまま次へと移っていくので、直接の描写こそないものの後半に進むに連れて主人公が大忙しな印象となるが、これにより結末をハーレムにすることを可能にしている。あと、主人公の四股が一度にバレるのではなく徐々に発覚していく演出に妙味があって良かった。ただ、肝心の情交描写が頁数も少なくて淡泊なのが残念。直接の描写よりも、濃厚に貪り合うその後の爛れた関係を説明する地の文の方が想像を刺激されていやらしかったりする。

DSK